第6・7合併号/1990.2.3
■「大深度地下空間開発技術」NEDOと委託契約
■大型プロジェクト「大深度地下空間開発技術」の成功を祈って
■大深度地下空間開発委員会発足と披露パーティー挙行
■技術専門委員会開催
■第4回研究企画委員会開催
■マスタープラン専門委員会の現況
■大深度地下探訪記
■会員の皆様へお知らせ
■「大深度地下空間開発技術」NEDOと委託契約■
平成元年度の通産省工業技術院、大型プロジェクトの新規テーマの一つである「大深度地下空間開発技術」の研究開発に関し、去る2月2日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と、当協会の間で委託契約の締結が行われた。これにより、昨年9月、地下開発利用研究センター設立以来、受託に向けて積極的に取り組んで来た本プロジェクトも、漸く正式に活動を開始することとなった。
平成元年度は会員企業に再委託はせず、地下センター内に設ける研究会を中心として研究を進め、地下センターが取りまとめることにしている。
■大型プロジェクト「大深度地下空間開発技術」の成功を祈って■
通商産業省 工業技術院
研究開発官 藤 冨 正 晴 氏
宇宙・海洋と並ぶ第3のフロンティアとして、大都市圏の50m以深の地下(大深度地下)の積極的利用を図るための「大深度地下空間開発技術」の研究開発が、通産省工業技術院のプロジェクトとして本年2月から7年間の予定で開始されました。
(財)エンジニアリング振興協会、地下開発利用研究センターにおかれましては、民間サイドの研究開発の中核として、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の下で、機械、建設、鉄、鉱山等、幅広い賛助会員会社のポテンシャルを充分に発揮していただけるものと期待しております。
工業技術院傘下の試験研究所として、公害資源研究所、地質調査所、機械技術研究所の3所が、基礎的研究を担当しますので、これらの研究所との有機的連係を図る様にお願いします。
本プロジェクトは、昭和41年に創設された工業技術院大型プロジェクト制度の27番目のものであり、一般に研究開発終了後には成功か否かという評価が自然に定まっているようです。成功したプロジェクトには多くの「成功の父」がおり、そうでないものは関係者が少なくなるのが常です。
大深度地下空間開発は、研究期間の後半に、小型地下ドームを実際に地下50mに構築し実証することにより、21世紀に地下の都市計画を支える地下開発技術というオプションを提供し、産業・エネルギー施設の大深度地下立地を実現しようとするものです。
研究開発には、一般的に多少の危険は伴うものですが、このプロジェクトについても、安全には万全の注意を払っていただき、また、地下水等ドーム周辺の環境の保全にも有効な施工法を採用していただきたいと思います。
これからの7年間の長い研究期間にわたり、エン振協地下開発利用研究センター事務局、及び会員会社の方々の御協力を心からお願いし、また、研究終了後に、多くの「成功の父」が参集され、祝杯をあげられることを祈念しまして、この稿を終わります。
■大深度地下空間開発委員会発足と披露パーティー挙行■
NEDOからの受託が決まったことに伴い、本プロジェクトの円滑な遂行を図るために、大深度地下空間開発委員会が設置され、2月16日経団連会館にて第一回開発委員会が開催された。
この委員会は、本プロジェクト実施に関する地下センターとしての最高議決機関であるが、その位置付け及び関連組織を次図に示す。
委員会の委員はプロジェクトに参加する企業の役員クラスで構成されているが、委員長には委員の互選により、鰹ャ松製作所専務取締役 高松武彦氏が選任された。
第1回委員会には、来賓として通産省工技院 藤冨研究開発官、立地公害局 飯塚産業施設課長、並びにNEDOより産業技研究開発部揖斐部長代理に出席いただき、次の様なご挨拶があった。
本プロジェクトは、従来の大型プロジェクトとは若干異なり、ハードとソフトの両面を統合した社会システムの構築であり、プロジェクトの推進に当たっては、安全に十分留意して成果をあげて欲しい(藤冨氏)、昨年6月閣議決定された「総合土地対策要綱」にそったものであり、プロジェクトの推進には安全面及び環境面も十分検討されること(飯塚氏)又、多くの公募の中からエン振協が選定されたが、今後の活動が先導的役割を果たすことを期待する(揖斐氏)旨のご挨拶であった。
主な審議事項は、次の通り。
1)業務運営要領の決定
2)技術専門委員会の設置
3)平成元年度研究開発実施計画の承認
4)平成2年度以降の研究開発等の進め方について
5)本プロジェクトの運営・管理資金の分担について
大深度地下空間開発委員会委員名簿
|
氏 名 |
会 社 名 |
役 職 名 |
委員長 |
高松 武彦 |
鰹ャ松製作所 |
専務取締役 |
委 員 |
土居 康良 |
石川島播磨重工業梶@ |
取締役 |
同 |
井田 信雄 |
NKK |
取締役 |
同 |
谷島 昶 |
荏原製作所 |
常務取締役 |
同 |
伊丹 孝 |
椛蝸ム組 |
取締役 |
同 |
河野 俊夫 |
小野田セメント梶@ |
取締役 |
同 |
谷本 守 |
鹿島建設梶@ |
取締役 |
同 |
須清 修造 |
川崎重工業梶@ |
取締役 |
同 |
西田 弘 |
川崎地質梶@ |
代表取締役社長 |
同 |
高山 昭 |
褐F谷組 |
専務取締役 |
同 |
村山 和郎 |
清水建設梶@ |
取締役 |
同 |
新見 吉和 |
新日本製鐵梶@ |
参与 |
同 |
三嶋 希之 |
大成建設梶@ |
取締役 |
同 |
前山 紀元 |
潟_イヤコンサルタント |
取締役 |
同 |
黒岩 博之 |
樺|中工務店 |
取締役 |
同 |
八木 章 |
樺n球科学総合研究所 |
常務取締役 |
同 |
松岡 洋夫 |
日揮梶@ |
取締役 |
同 |
上田 勝基 |
滑ヤ組 |
取締役 |
同 |
平賀 哲陽 |
三井鉱山エンジニアリング梶@ |
代表取締役社長 |
同 |
松田 敬 |
三菱重工業梶@ |
取締役 |
(敬称略・順不同)
<披露パーティー>
委員会終了後、本プロジェクトの受託と開発委員会の発足を記念して、経団連会館9Fクリスタルルームに於いて、披露パーティーが挙行された。
当協会木場理事長の挨拶に引き続き、工業技術院長 杉浦 賢氏、新エネルギー・産業技術総合開発機構 副理事長 倉部行雄氏からご祝辞があった。
パーティーには通産省関係の方々や、本プロジェクト参加企業関係者等150名余の出席を得て、盛大に挙行された。
■技術専門委員会開催■
第一回大深度地下空間開発委員会に於いて、その下部組織として、技術専門委員会の設置が議決されたが、特に平成元年度の事業を円滑且つ迅速に進行して行くために、第一回技術専門委員会が、2月22日に開催された。
委員長には、清水建設株式会社取締役村山和郎氏が、開発委員会委員長からの選任を受けて委嘱された。
技術専門委員会は、プロジェクトの全体計画及び年度別計画の立案を行い、開発委員会に上程する他、平成3年度以降の予算要求(研究開発費)については、この委員会で審議・決定して行くことになっている。その他に、関連研究事業、広報関連事業についても適宜検討立案して行くことにしている。
尚、第二回技術専門委員会は、3月29日に開催する予定。
技術専門委員会委員名簿
|
氏 名 |
会 社 名 |
役 職 名 |
委員長 |
村山 和郎 |
清水建設梶@ |
取締役 土木本部副本部長 |
委 員 |
渡辺 一 |
石川島播磨重工業 |
技術開発部部長 |
同 |
本田 旭 |
NKK |
総合エンジニアリング事業部技術部長 |
同 |
保科 久夫 |
渇`原製作所 |
システム技術センタープロジェクト開発部長 |
同 |
村井 喜一 |
椛蝸ム組 |
地下空間技術開発部部長 |
同 |
大塩 明 |
小野田セメント梶@ |
中央研究本部コンクリート研究チーム 主席研究員 |
同 |
保国 光敏 |
鹿島建設梶@ |
土木技術本部 地下開発室長 |
同 |
竹内 秀司 |
川崎重工業梶@ |
技術開発本部GFプロジェクト室長 |
同 |
川村 泰資 |
川崎地質梶@ |
技術本部 技師長 |
同 |
清水 昭男 |
褐F谷組 |
原子力開発室土木技術部長 |
同 |
古見喜八郎 |
鰹ャ松製作所 |
研究本部地下空間開発プロジェクト室長 |
同 |
木邑 正 |
新日本製鐵梶@ |
土木建材開発室長 |
同 |
二村 敦 |
大成建設梶@ |
土木技術部部長 |
同 |
二司 哲夫 |
潟_イヤコンサルタント |
事業本部 物理探査部長 |
同 |
津吉 秀一 |
樺|中工務店 |
特殊構造本部 技術部長 |
同 |
岩城 弓雄 |
樺n球科学総合研究所 |
開発部次長 |
同 |
渡辺 貢成 |
日揮梶@ |
原子力・高度技術事業本部 副本部長 |
同 |
田中 博三 |
滑ヤ組 |
技術本部土木技術開発部長 |
同 |
藤井農夫也 |
三井鉱山エンジニアリング梶@ |
国内事業部長 |
同 |
竹重 勲 |
三菱重工業梶@ |
神戸造船所 所長代理 |
(敬称略・順不同)
■第4回研究企画委員会開催■
去る3月14日、第4回研究企画委員会がENAA会議室において開催された。本会議には、来賓として通産省からも出席いただき、平成元年度における地下センター事業の報告及び、平成2年度の事業計画について審議された。
主な議事内容は次の通り。
1.佐々木委員長挨拶
2.通産省挨拶(立地公害局産業施設課 仁賀課長補佐)
3.報告事項
4.平成2年度事業計画及び予算について
■マスタープラン専門委員会の現況■
平成2年1月にスタートしたマスタープラン専門委員会部会では、各部会が4〜5のワーキングに分かれて現況調査活動を開始しており、さらに各部会には部会長・副部会長・ワーキングリーダー・サブリーダーによる部会幹事会が設置され、部会の方針や部会間の連絡調整について討議している。
現時点においては、文献調査を中心とした現況調査が進んでおり、平成2年6月末にむけて資料収集等に余念のないところである。
主な調査項目は次のとおり。
(1) 基本問題部会
@ 地下空間利用構想(官民の構想中心)
A 地下空間利用理念(学識経験者の構想)
B 社会環境(施設の環境、住民運動等)
C 法規・保証制度(現行制度)
(2) エネルギー関連部会
@ 燃料貯蔵施設(一次エネルギー)
A エネルギー貯蔵施設(二次エネルギー)
B 電力製造供給施設(発電所、変電所等)
C その他エネルギー(ガス、コジュネ等)
D 社会環境・規制法規
(3) 物流・輸送等関連部会
@ 地上と地下を結ぶ輸送
A 地下における輸送
B 貯蔵施設(地下倉庫、地下駐車場等)
C 情報施設(地下の情報ネットワーク等)
(4) 都市・産業関連部会
@ 処理・処分施設(上下水道、ごみ等)
A 災害防止・環境保全施設
B 事業・実験・研究施設
C 商業施設
以上のような項目による現況調査結果を平成2年6月にまとめた後、地下利用施設の将来予測や地下開発利用のあるべき姿、さらに課題や施策を打ち出した上で、これらの成果を平成2年度末より活動開始予定の基盤技術部会に反映して行く予定である。
■大深度地下探訪記■
大深度地下環境制御・防災技術部会では、平成元年12月より研究活動をスタートさせた。議論を進めていくうちに大深度地下空間の環境制御、防災技術の研究を進めるには、事例調査と同時に地下空間が地上の環境とどう違うか、また人に心理的にどの様に影響するのかを体験することが重要であると衆議一決、部会メンバーである三井鉱山エンジニアリング鞄aのご好意もあり、三井上砂川事務所(地下700m、海抜マイナス560mの地底世界)とJR北海道の青函トンネル(海抜120mの海底ワールド)の大深度地下を体験する機会をもつことができた。
1月18日(木)、総勢27名の一行は、小雪舞う青森駅に集合。外気温−2℃肌寒さを感じる。JR北海道の海峡線に乗車。誰かが津軽海峡冬景色を口ずさむうちに、海峡号延長53.9キロメートルの海底トンネルに突入。ほどなく吉岡海底駅に到着した。湿度80%とやや高いが気温20℃で外界の寒さを忘れる。JR北海道の函館支社指令室長と青函トンネル工務区副区長のご案内で、海底駅にある防災設備、一次退避場を見学。人が立ち入ると言うことで、火災、通気、避難設備に万全の対応が要求されている。海底トンネルで一番懸念される列車火災に対しても、JRが独自に開発した赤外線による火災検知システムが、予知保全、早期発見に目を光らせている。
これは、検知器と、列車のもつ固有の温度特性をデータベースとした異常診断システムで、地上の函館集中管理センターの支援により、安全の確認、火災時の対応をおこなうシステムである。海底駅は、当初は一般(不特定見学者)の立入りを目的としなかったため、“人”に対する安全計画が後追いとなった。防災関連の許認可のためのシナリオを構築し、それを設備に反映しておくことの重要性を認識した。防災関連ではトンネルの変位(空間維持)測定も行われており、地震の時も、トンネル内はほとんど異常が検知されず「地下は安全ですよ」との説明に心強いものを感じた。
次に斜杭をケーブルカーで海抜約マイナス300m、トンネル最下点にある排水基地へ。傾斜約25度の真直ぐな斜杭は、照明がないため漆黒の中を降下、一瞬すい込まれる様な異常な体験であった。反対に往路この斜杭を昇ってくる時、上方遠くに見える入口の明りの安堵感。地下に於ける心理面からの環境造りが、重要な研究課題であると納得した。なお、この斜杭は緊急退避路にもなっている。
約3時間半海底に滞在後、再び海峡号で函館へ。JR函館駅による函館集中管理室センターを見学した。ここでは海底駅の環境監視を行うとともに防災監視、災害時の指令センターの機能を有し、海底ワールドの安全を24時間見守っている。
翌19日(金)早朝函館を出発。札幌を経由し上砂川へ。三井石炭鉱業轄サ川事業所は、1m以上積もる新雪の中にあった。上砂川事業所は昭和62年に、採炭の歴史を閉じたが、現在は旧坑を利用した事業と通産省の事業である地下無重力実験センターの工事が進んでおり、再び活気を取り戻そうとしていた。坑内服に着替え、ヘルメット、安全灯を装着。昔、男の職場の代名詞であった勇姿に一行自己満足し、いざ入坑。
海抜160メートルにある第一立坑入口から、秒速7〜8mの高速エレベーターで、一気に降下しマイナス560メートルレベルに到着。その間約1分半。そこから一歩一歩大深度地下の実感を踏みしめ、次に横坑を水平入車に乗継ぎ巻上場へ移動。平面を走行する安心感と、人車が皆の気持ちを和らげ一様にはなやいだ気持ちになる(遊園地じゃないのだが…)。
数分後巻上室に到着。巨大な巻上機はその役目を終えても存在感があった。かって巨大な力を発揮し、黒いダイヤを大深度地底から絶え間なく運び出したのだろう。この巻上室の大空間(長さ13m、巾10m、高さ6m)の掘削方法安全対策、通気方法など、異業種のメンバーから色々と質問が飛ぶ。
「炭鉱マンはシャイですから」と記念撮影にも、なかなか加わってくれなかった案内の炭鉱マンも、この時ばかりは、懇切丁寧に我々のピントはずれの質問に答えてくれた。正にヤマの歴史は防災との戦いであったと実感した。2時間半の地底大探検を終え、人車、徒歩そして高速エレベーターであたたかい地下からアッという間に真冬の外界へ。肌を引きしめる外気の冷たさが心地良かった。
かくて二日間、異る目的を持った二ヶ所の大深度地下空間を体験した。そこから、それぞれの目的に応じた環境、防災に係わる技術の現状を具体的に知り得たことは意義深いことであった。それに加えて、これから研究開発に携わるものが、対象を実感でとらえ、対象の中に自らの体験を融け込ませることのできる機会をもつことができたことは、今後の研究を進めて行く上で、無形の知見を与えてくれたと感じた。そして、我々こそ大深度地下の環境、防災の研究開発の旗手になるとの決意を新たにし上砂川を後にした。
(日揮梶@加畑記)
■会員の皆様へお知らせ■
1.地下センター事務局移転
平成2年3月19日より地下センター事務局がENAA4階に移転致しました。
これに伴い、電話、FAX番号が次の通り変更となりました。尚、当面の間は、ENAA本部 03−502−4441からの転送も可能です。
03−502−3671
FAX03−502−3265
2.ENAA第2別館(会議室)新設
この度、ENAA本部近くに第2別館がオープンしました。会議室が混雑して皆様にご迷惑をおかけしておりますが、少しでも混雑解消に役立てばとおもいます。
場所:第2高橋ビル(地図参照)
人数:25人程度
〒105 港区西新橋1−13−4
рO3−507−8956
3.第1回「国際地下開発エンジニアリング展」(ジオテック90)開催のお知らせ
地下空間開発のために必要な新しい機械、資材および技術の開発、情報、交流、新ジャンルの地下空間利用など、第3のフロンティア“地下”の展覧会です。
日 時 4月9日〜4月12日
会 場 東京国際見本市会場・晴海
入場料 1,000円(当センターに招待券がありますのでご利用下さい。)
4.サロンド・エナ開催案内
第113回(平成2年4月18日(水))
講 師 経済評論家 大野 和弘 氏
テーマ 「90年代のビジネス・チャンスをさぐる」(仮題)
5.賛助会員入会状況
新たに次の2社の入会がありました。
日本オーチス・エレベータ株式会社
ホーチキ株式会社
3月16日現在の入会状況は、次の通りです。
普通会員 121
特別会員 2
賛助会員計 123
協力銀行 7
6.新人事務局員の紹介
技術開発第2部主任研究員 大西 徹
この度、地下センターの一員として働くことになりました。フロンティア開発の実現に向け、微力ながら全力投入でお手伝いさせて頂きますので宜しくお願いいたします。
(平成2年3月三井鉱山エンジニアリング鰍ゥら当協会へ)
<お願い>
当協会では、女性スタッフ(一般事務/経理事務)の募集を行っております。
お知り合いの方を是非ご紹介いただきたく、宜しくお願い申し上げます。
なお、お問い合わせ先は、
総務部:小倉まで(502−4441)
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<編集後記>
春をむかえ、いま世間では“花粉症”が大流行とか。皆さんは如何?
一方、地下センターでは、いまや“腰痛”が大流行。I氏、Y氏、O氏につづきN氏もついに病院通いのあり様。日ごろの運動不足に加え、連日続く部会、研究会活動。また、大プロ受託に伴う諸々の行事が終わるや、次はセンター事務局移転、どこまで続くのか……(タメ息)
何れにしろ、そんな訳で今回2、3月合併号とあいなりましたことをお詫び致します。冬眠の虫、動物たちは、春の目覚めの中、我々はますます地下深く潜行できる様、研究開発を進めたいものです。
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