気体水和物利用による水素貯蔵システムの検討
(財団法人 JKA)


研究期間:
平成20年5月〜平成21年3月      主査企業:三井住友建設(株)

活動内容:
  (1)エネルギー戦略における水素貯蔵技術の位置づけの明確化、各種水素製造方法、
      需要、貯蔵方法について調査した。
  (2) 水素ハイドレートに関して、海外文献を中心に調査を行い、生成プラント/貯槽の
     設計に必要となる生成条件、貯蔵条件(温度、圧力)を設定し、「コンビナート全体」
     と「水素SS中継基地」の2つを想定して、それぞれについて、ハイドレート貯蔵量
     を設定した。
  (3) 既存の貯蔵技術に対して、水素ハイドレート貯蔵への適応性について検討し
     地下空洞形式ならびに、地下タンク形式について概念検討を行い、課題を抽出した。

今後の展開:
  (1)水素水和物生成プラントおよび貯蔵システムの検討
  (2)概略コスト検討
  (3)経済性およびエネルギー効率の評価

委員長:
森 康彦 氏(慶応義塾大学教授)

委員:
筑波大学、北海道大学、産業技術総合研究所、鰍hHI、東京電力梶A三井住友建設

オブザーバー:
(財)エネルギー総合工学研究所、経済産業省国際プラント推進室、経済産業省産業施設課