一般財団法人エンジニアリング協会

市立吹田サッカースタジアムは、日本で初めて寄付金と助成金のみで作られた
スタジアムです。寄付金を主な建設資金としたため、設計および施工においては徹底的なコストダウンを実施し、4 万人収容のスタジアムを事業費140 億円で完成させました。
　1 席当たりの単価は、新国立競技場の5 分の1 と言われており、仕様の違いはあるものの極めて安い価格と言えます。
　本講演では、プロジェクトマネージャーの一人である奥出様より、免震構造と組合せた新しい屋根構造形式や、スタンド構造に採用したプレキャストコンクリート技術など、コストダウンのために考え出した技術的内容について施工時の空撮動画なども交えながら具体的にご紹介いただきます。
　土木建築部門、施工・管理部門の皆様をはじめ、経営企画部門、研究開発部門の方々やプロジェクトに携わる中堅・若手社員の方々など、多くの方のお越しをお待ちしております。