「《第317回 サロンドエナ》」開催のご案内

日時 平成21年5月20日(水)  16:30~19:00
注:開催時間が1月から1時間前倒しになりましたのでご留意願います
場所 当協会 6階 CDE会議室
会費 3,000円(非会員 5,000円)(当日受付にて申し受けます。)
プログラム ● 講 演(16:30~18:00)
[テ ー マ] サハリンLNGプラント建設工事の完成にあたって
[講  師] 小林 秀夫 殿
千代田化工建設株式会社
常務執行役員 ロシアプロジェクト本部長
[講演趣旨]

昨年秋、当協会30周年記念で経済産業大臣賞の栄を受けられた千代田化工建設株式会社常務執行役員小林秀夫殿の記念講演を兼ね、同氏が、プロジェクト・ダイレクターをつとめた サハリンLNGプラント建設プロジェクトについて、プラント建設工事でのご苦労をご講演いただくことに致しました。本プロジェクトは、去る2月18日、麻生首相、メドベージェフ大統領ご臨席のもと『ロシア初のLNG(生産量480万トン×2系列)』の完成を祝い盛大な式典が挙行されております。また、3月9日には、国土交通省が創設した『JAPANプロジェクト国際賞』で、国土交通大臣賞を受賞されております。
当該プロジェクトは、ロシア・サハリン州の豊富な資源・エネルギーの開発案件として主にLNGのアジア太平洋地域への輸出を目指し、ロイヤル・ダッチシェル、三井物産(株)、三菱商事(株)の3社が出資しスタート、2005年秋に、ロシアの政府系企業ガスプロム社が出資者として参加しております。 本プロジェクトの中核事業であるLNG生産プラント建設工事では、千代田化工建設(株)と東洋エンジニアリング(株)が、ジョイント・ベンチャーを組み2002年より初期設計を開始、2003年6月にはEPC契約を締結、5年の歳月を重ね2008年9月プラントが完成し、客先に引渡されました。建設工事では、サイト内を樺太マスが遡上する在りのままの自然を大切にした環境配慮を行ったほか、2千万時間を超える工事無事故記録の達成、及び工事関係車両延べ4千万Kmの無事故走行記録の達成など安全に努め、零下30度の極寒の冬を克服し、超大型LNGプラントを完成しました。
ご講演に際しては、同氏の40年を越えるプラントエンジニアリング産業でのご経験やこれからのエンジ産業を支える皆さんへの激励も交えた貴重なお話がいただけるものと期待しております。

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