第167号/2003.8 

研究成果発表会2003開催

第50回定例理事会開催

地下利用推進部会活動報告

会員の皆様へのお知らせ


■研究成果発表会2003開催■


 当協会では、7月9日(水)〜7月11日(金)の3日間、恒例の研究成果発表会を開催いたしました。地下開発利用研究センターは、7月11日の午後、平成14年度の受託テーマを含めた諸活動の成果について、発表を行いました。当日は、各セッションとも多数の方々がご参加いただき、当センターの活動に対する高い関心の度合いが伺われました。熱意あふれる発表者のビジュアルな説明と、質疑応答や補足説明がなされ、活気ある発表会となりました。アンケート結果でも、各テーマとも良好な感想をいただきました。当センターの発表テーマ及び発表者は、以下のとおりです。

「外郭にスパイラルトンネルがあるドーム状空間に関する調査研究」                        (以下 敬称略)  
平成14年度委員会作業部会事務局  梶 修 (大成建設梶@土木営業本部公共施設営業部 担当部長)

「中部国際空港機能アクセスの地下利用に関する基礎調査」
平成14年度委員会作業部会部会長  粕谷 太郎 (鉄建建設梶@エンジニアリング本部 技術部長)

「既存インフラを活用した利雪システムの調査研究」  
平成14年度委員会作業部会事務局  西原  潔 (樺|中工務店 環境ビジネスプロデュース本部 課長)

「都市のエネルギー効率の向上に関する基本構造課題と解決に関する調査研究」

平成14年度委員会作業部会副部会長 森野 仁夫 (清水建設梶@技術研究所先端技術開発センター 主任研究員)

「高効率熱電変換システムの開発」
  
高効率熱電変換システム開発プロジェクト プロジェクトリーダ補佐:尾崎 光則 (GEC)主任研究者:佐野 精二郎 (コマツ)、主任研究者:藤井 一宏 (宇部興産)

* 補助事業の報告書は会員企業の窓口あてにすでにお送りしてありますが、追加ご希望の方は実費となります。当センターあてFAX(03-3502-3265)等でお申し付けください。
  
   

       (大関所長開会挨拶)                         (発表風景)



 


                    



■第50回定例理事会開催■


 6月23日(月)、午後2時から当協会会議室において、経済産業省製造産業局国際プラント推進室長の後藤芳一氏、同省原子力安全・保安院鉱山保安課長の箱崎慶一氏をお迎えして開催されました。
 議題は次のとおりで、いずれも原案のとおり承認されました。

第1号議案:平成14年度事業報告(案)及び決算報告(案)について

第2号議案:平成15年度日本自転車振興会から補助金を受け入れて補助事業を実施する件について

第3号議案:専務理事の選任および顧問の推薦について
 新理事長には、平成12年7月以来当協会理事として、協会事業に深く関与いただいている広瀬俊彦氏(東洋エンジニアリング且謦役社長)が選任されました。就任日は7月1日です。
 なお、前理事長の重久吉弘氏には、従来と変わ らぬご指導ご鞭撻をいただくため、前例に則り顧 問に就任いただくことで承認されました。
 また、新たに顧問として、地下開発利用研究セ ンターの新規プロジェクトである「高効率熱電変 換システム開発」の実現に大きく貢献された湘南
工科大学副学長・教授の梶川武信氏が推薦されま した。

第4号議案:評議員の交代に伴う委嘱について
 6月23日付けにて次の方々の交替がありました(敬称略)。
新任 坂下幸司(月島機械且キ行役員)
退任 小松隼人
新任 佐々木和彦(応用地質且キ行役員)
退任 高橋國男
新任 戸村和彦(飛島建設且キ行役員常務)
退任 斎藤勝昭
新任 松島浩太郎(佐藤工業且謦役)
退任 杉  晟
新任 松田 健(鞄月ナ 電力・社会システム社統括技師長)
退任 古賀孝也
新任 宮崎光曄(旭エンジニアリング椛纒\取締役社長)
退任 河村幸二
新任 山下 彊((社)日本プラントメンテナンス協会専務理事)
退任 坂口光生
新任 横田 昭(伊藤忠商事椛纒\取締役副社長)
退任 福田光昭

広瀬新理事長の就任挨拶および重久前理事長の退任挨拶 (第267号 平成15年7月号 ENAAだより)





■地下利用推進部会活動報告■


□都市競争力専門部会主催講演会報告

 5月30日(金)、日本大学理工学部土木工学科の岸井隆幸教授を講師にお招きし、『都市の競争力と今後の展望』についての講演会を開催いたしました。都市の統計データや歴史的背景等の分析を通して、都市の力とは何か、都市同士の競争とはなどについて解釈を加え、併せて今後の都市について語っていただきました。
 講演会には部会外からの参加者を加えて40名以上の参加者があり、盛況でした。専門部会からは、都市競争力、都市再生、国際的な都市の魅力など幅広く触れていただきたい旨、難しい要望をしておりましたが、会場内が大変暑い中にも関らず、最大限お答えいただきました先生に感謝いたします。(高見 記)


□地下利用推進のあり方専門部会主催講演会報告

 6月20日(金)、岡山大学環境理工学部環境デザイン工学科教授の花村哲也先生をお招きして、『地下利用のあり方について』についてご講演頂きました。
 先生は、10年以上前に地下センターで行った、マスタープランの専門委員で、「地下空間利用ガイドブック(1994年エン振協編集)」の編集責任者でもおられます。
 今回は、バブル経済前の地下利用の動きから、1990年代の地下利用推進の動き、2000年の大深度地下利用法、現在と将来の問題などについて、わかりやすく講演頂きました。 
 また、マスタープランとも関連づけて、今後の 分野別将来予測、今後5年間程度で取り組むテー マ、基盤技術の分野別優先開発課題、GECの役割に至るまで、広く、深くお話し頂きました。
 最後に、これからの時代と技術課題として、現状の地下利用分野、今後伸びると考えられる利用分野、期待したい利用分野についてまとめて頂き、今後の「あり方専門部会」の活動にも大いに参考になりました。
 当日は、地下利用の専門部会メンバーを主に会員企業から30名の参加がありました。2時間の講演では、時間が短く、最後に先生と、参加者でのディスカッションをしたいと考えましたが、質問のみで終わり、すこし心残りではありますが、次の機会にと考えております。(冨田 記)


    

          (岸井先生講演風景)                          (花村先生講演風景)




■会員の皆様へのお知らせ■


□第258回サロン・ド・エナ開催のご案内
日 時 :平成15年9月17日(水)17:30〜(於:当協会6階CDE会議室)
講 師 :救仁郷 豊 氏(東京ガス(株)原料部LNG室 室長)
テーマ :「エネルギー供給における天然ガスの役割と将来展望」
     〜安定供給に向けたサハリン沖LNGプロジェクトへの期待〜

 講演趣旨:アジア・太平洋地域のエネルギー需要は他の地域を上回り、2020年まで急速に伸びると予測される。しかし、わが国のエネルギ−供給の現状は、原油の中東依存、原発の休止、アチェの政情不安等、多分に不安定要因を抱えており、供給元の多様化等エネルギーの安定確保策が求められている。
 天然ガスは環境負荷が極めて低いクリーンエネルギーであり、中東依存が低く、高度利用に伴う技術革新の進展が見込めることから、今後ますます重要な基幹エネルギーとして注目されている。しかしながら、天然ガスをLNGとして輸入している日本では、価格や受入条件の問題で 一次エネルギーに占める割合は13%と極めて低い。
 こうしたなか、この程日本の企業がサハリン・エナジー・インベストメント社と天然ガスの購入基本合意に達した。サハリン沖天然ガスは豊富な埋蔵量を誇り、輸送距離も短く、輸送日数は従来と比べ1/2〜1/4に短縮されることから、今後、エネルギー供給の安定化および天然ガスエネルギーの価格低減につながることが大いに期待される。
 2007年からのサハリン天然ガス供給開始を踏まえ、エネルギー供給における天然ガスの展望につき、需要の拡大、ビジネスの可能性およびコスト低減の課題も含めたお話をお伺いします。        (講演終了後懇親立食パーティ)


会 費:3000円(非会員5000円)(当日受付にて申し受けます)
申込要領:FAXで事務局へお申し込み下さい。申込多数の場合は先着順で締め切らせていただきます。
        地下開発利用研究センター 事務局 中村 (TEL:03-3502-3671/FAX:03-3502-3265)

□国内見学会速報!

 お待ちかね、恒例の国内見学会の概略が決まりました。

■11/12(水)〜14(金)予定
■関西方面(関空2期、国立国会図書館関西館、大阪港夢洲トンネル、大塚国際美術館、石油ガス国家備蓄倉敷基地等を見学予定)
■費用:9万円程度。
 
予算取りを含めた早目のご検討のほどよろしくお願いいたします。詳細は9月号でお知らせいたします。





 

舌句雑感:"ビル・ゲイツ王国の崩壊?"先日の新聞記事で、日本政府が基幹業務用の基本ソフトに、従来の独自開発のOSをやめてリナックスを採用するとの紹介があった。ご存知のようにリナックスは無償基本ソフトとして有名で、マイクロソフトと違ってソフトの設計図も公表しており、それが採用の大きな理由になっている。これにあわてたマイクロソフトは秘密主義の方針を破り、条件付きで設計図を公開する動きに出てきた。蟻の穴からビル・ゲイツ王国の崩壊が始まったのではないか。マイクロソフトのWordの出来の悪さに悩まされている人が多いと思うが、はっきり言ってあれは欠陥商品である。なぜみんな怒らないのか本当に不思議である。悪貨が良貨を駆逐した好例だと思う。これなども驕りのひとつの現象のように感じる。謙虚な巨象になることを願っている。皆さん方のご意見・ご感想をお聞かせいただければ幸いです。    (GECニュース編集者)