第216号/2007.9

■エンジニアリングシンポジウム2007 開催案内

■日本自転車振興会補助事業 委員会開催報告

■会員の皆さまへのお知らせ



エンジニアリングシンポジウム2007 開催案内
地球と人の未来を担うエンジニアリング−革新力・統合力・人財力〜


◆開催日時:2007年10月18日(木)・19日(金) ◆会  場:大手町サンケイプラザ
お申し込み方法:  
参加申込フォーム」からお申込みください。
*申込みフォームは個人登録となっております。
会社内で取りまとめてお申込みになる場合は、「複数申込み用紙」をダウンロードし、e-mailにてお申込みください。
お申込みを確認した後、請求書をお送りいたします。
「参加証」は、参加費振込確認後お送りいたします。
申込〆切 :2006年10月5日(金)    ◆参加費  :シンポジウム&交流会とも 15,750円 (消費税込み)
◆プログラム

 
10月18日(木)  9:00開場 大手町 サンケイプラザ 4Fホール
時間

9:30

11:30

開会挨拶    (財)エンジニアリング振興協会理事長 竹内敬介(日揮梶@代表取締役社長)
エンジニアリングシンポジウム2007実行委員長 中川幸也(鰍hHI 代表取締役副社長)

?招待講演「企業改革と経営−経営はエンジニアリング−」渡 文明 新日本石油椛纒\取締役会長
 
昼 休 み

12:30

14:00

特別講演  「イノベーションの課題」  黒川 清  政策研究大学院大学教授、内閣特別顧問
 
コーヒーブレイク

14:30

16:50

パネルディスカッション 
「21世紀の地球社会の課題解決に向けたエンジニアの挑戦」
パネリスト兼司会:竹内佐和子 外務省参与・大使、京都大学工学研究科客員教授
パネリスト:薬師寺泰蔵 内閣府総合科学技術会議議員

パネリスト:西本 清一 京都大学副学長、京都大学大学院工学研究科長

10月19日(金)  9:00開場 大手町 サンケイプラザ 3F会場
時間
未来を切り拓く革新力力
構想を実現する統合力
次代の扉を開く人財力

9:15

10:45

A−1
 プロセスイノベーション
−森精機製作所の取り組み−

森 雅彦
叶X精機製作所 代表取締役社長
B−1
 地球温暖化対策CO2の
回収・貯留の実現に向けて


伊東明人
(財)地球環境産業技術研究機構(RITE)
東京分室長 主席研究員

C−1
「リーダーとして生きる」を問う

野田智義
(特非) アイ・エス・エル(Institute for Strategic Leadership)理事長 
休     憩

11:00

12:30

A−2
 エネルギーと物質の併産(コプロダクション)による革新的CO2削減技術の展開

堤 敦司
東京大学生産技術研究所教授

B−2
 開かれたものづくり論と日本の競争優位

藤本隆宏
東京大学大学院 経済学研究科教授

C−2
 "プロデューサー"こそ、今求められる人材

秋山 進
ジュリアーニ・コンプライアンス・ジャパン
マネージングディレクター
(特非)インディペンデント・コントラクター協会 理事長
昼休み

13:30

15:00

A−3
 CO2抑制に配慮した街づくり・都市づくり


松縄 堅
鞄建設計総合研究所
代表取締役社長
B−3
 PFIにおける統合力の実践


太田 幸充
社会復帰サポート美祢
常務取締役
セコム潟vロジェクト推進部(美祢)担当部長
C−3
 女性を活かせるマネジメント−決め手はワークライフバランス−


小室淑恵
潟潤[ク・ライフバランス
代表取締役社長
コーヒーブレイク

15:30

17:00

A−4
  ピークオイル論と地球環境問題を踏まえたエネルギーの持続的安定需給


藤田和男
芝浦工業大学MOT大学院 工学マネジメント研究科教授

B−4
 統合学「ライフサイクルエンジニアリング」支援の先に見えるもの?

仲 勇治
東京工業大学

資源化学研究所教授

C−4
 台湾新幹線建設におけるプロジェクト人材

西沢 隆人
三菱重工業
プラント・交通システム事業センター所長・執行役員

  1. 師等の都合によりプログラムが変更されることがありますので予めご了承ください。

★交流会:10月19日(金)17:00〜19:00 於)4F ホール

皆様のご要望にお応えして、講演終了後参加者相互の交流と懇親の場を設けております。
お飲み物・軽食等もご用意しておりますので、シンポジウムでの問題提起を巡る情報交換、人的ネットワークづくりなどに、ご活用ください。講師の方々も都合の許す限り参加されるご予定です。



日本自転車振興会補助事業 委員会開催報告

□気体水和物利用による水素貯蔵システムの検討


 第一回「気体水和物利用による水素貯蔵システムの検討」委員会(委員長:森 康彦、慶応大学理工学部機械工学科教授)が、平成19年8月1日(水)にエン振協・会議室で開催され、平成19年度の実施計画に基づき調査研究の進め方が審議されました。

1.目的
 近未来の水素エネルギー社会の到来に先立ち、水素貯蔵技術について現状の技術を整理・調査した上で「気体水和物利用による水素貯蔵システム」の概念理解と地下貯蔵の可能性など水素貯蔵システムの実現可能性を検証するとともに、水素エネルギーの安定供給に寄与する事を目的とする。

2. 研究内容
(1) 水素貯蔵技術の整理
@エネルギー戦略における水素貯蔵技術の位置づけの明確化 A各種水素貯蔵技術の特質比較
(2) 気体水和物利用による水素貯蔵技術の調査
@気体水和物利用による水素貯蔵技術の文献調査
Aプラント設計に必要な水素水和物の生成条件、貯蔵条件等の想定
(3) 水素水和物プラントおよび、貯蔵システムの概念検討
@水素水和物生成/再ガス化プラントの概念設計
A貯蔵システムの概念検討

□バイオマス起源DMEを含むエネルギー貯蔵・供給システムの開発

 第一回「バイオマス起源DMEを含むエネルギー貯蔵・供給システムの開発検討」委員会(委員長:中川 加明一郎、電力中央研究所 地球工学研究所上席研究員)が、平成19年8月8日(水)にエン振協・会議室で開催され、平成19年度の実施計画に基づき調査研究の進め方が審議されました。

1.目的
 多用途で環境にも優しく次世代燃料としての期待が大きいバイオマス起源DMEなどを含むエネルギー貯蔵・供給システムを検討し、その実現に向けた技術的課題の抽出および、事業性・環境影響の検討を行い将来の需要に備えることを目的とする。

2.研究内容
(1) バイオマスのDMEへの転換技術の調査検討 原料となるバイオマスの種類、発生量に応じて、効率の良いDME製造プロセスの調査・検討の実施
(2) ?DMEを活用したエネルギー貯蔵・供給システムの成立性に関する概略検討
・モデル地域の検討
・ エネルギー貯蔵・供給システムの概念設計
・経済性の予備検討
・ 環境性能の予備評価

□大深度地下を活用した首都圏物流トンネル・新輸送システムの可能性調査

 第一回「大深度地下を活用した首都圏物流トンネル・新輸送システムの可能性調査」委員会(委員長:高橋 洋二、日本大学総合科学研究所教授)が平成19年8月22日(水)にエン振協会議室で開催され、平成19年度の実施計画に基づき調査研究の進め方が審議されました。

1.目的
 地下物流トンネルの必要性、推奨ルートの提案については過去のエン振協地下利用推進部会でも検討されていて、十分期待されるところである。今回の研究では、「評価実現方策、事業化手法、地下利用のニーズと助成・規制」を念頭に、より現実性のある「基本計画」として、「東京港大井コンテナ埠頭〜圏央道八王子北IC」の拠点間を連結し、途中首都圏3環状道路との連携を考えた大深度地下物流トンネルおよび新輸送システムの可能性を検討する。

.研究内容
(1) 需要予測検討
・東京港の物流予測
・臨海部〜多摩部間の物流量予測
・多摩部を通過する物流量予測
(2) 既往検討の確認と見直し
トラック輸送による現状の問題点、地下物流トン
ネルの必要性、トンネル構築技術の比較検討、輸送システムを比較検討する。
(3) 地下物流トンネルシステムのコンセプト
地下物流トンネルのコンセプトを検討し、社会的便益(CO2削減効果、混雑緩和、時間・コスト削減、環境保全・改善効果)等を検討する。
(4) ケーススタディ
比較ルートを検討し環境保全・改善効果、各施設構造・機能比較を検討する。

 


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会員の皆様へのお知らせ

□GECニュースメールマガジン化のお知らせ

 このたびGECニュースは、次号10月号より会員各企業の連絡担当窓口等へのメール配信とさせていただくこととなりました。 記事の内容については、従来以上に充実した内容でお届けできるよう鋭意努力して参りますので引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
ホームページの画面は、従来どおりですので引き続きご愛読ください。

□第300回サロン・ド・エナ開催のご案内

日  時:平成19年9月19日(水)17:30〜20:00 (於:当協会6階CDE会議室)
テーマ:MOT(技術経営)とは何か? 
〜技術マネジメントとその人材育成について〜
講   師:吉澤 雅隆 殿 経済産業省 産業技術環境局 大学連携推進課長
       前間 孝久 殿 (株)三菱総合研究所 経営情報コンサルティンググル−プ

 
講演要旨: わが国の技術水準は高いものの、技術を軸にした事業の構想・構築力を含む技術マネジメント水準が急速に悪化しているといわれており、例として研究開発成果が事業や産業の発展にあまり貢献していないとの指摘がある。このため、産業界が日本の技術経営教育をリ−ドする形で、実践的な技術経営人材育成・起業家育成を強力に推進していくことが喫緊の課題となっている。
 今回の講演では、技術経営の概念、それが登場した背景、我が国における技術経営人材育成の取組み状況や課題などについてお話を頂く。また、研究開発成果を商品化し、事業化する際にどのような問題があるか、それにどのように対応するか等、技術経営の考え方の企業における実践事例を交えながら、企業におけるプロジェクトマネジメントや企業活動の様々な局面への活用についてお話頂く。
(講演終了後、立食パーティーを行います。)

申込要領:FAXで事務局へお申し込み下さい。申込多数の場合は先着順で締め切らせていただきます。
      地下開発利用研究センター 事務局 中村(TEL:03-3502-3671/FAX:03-3502-3265)