第46号/1993.6
■理事会報告
■委員会報告
■創成川下水処理場見学報告
■平成6年度テーマ募集案内
■サロン・ド・エナ
■理事会報告■
〇第30回定例理事会
6月17日(木)午後3時から当協会において、通商産業省機械情報産業局産業機械課長・安達俊雄氏、通商産業省立地公害局鉱山課長・揖斐敏夫氏を来賓にお迎えして開催されました。
議題は次の通りで、いずれも原案の通り承認されました。
第1号議案 平成4年度事業報告及び決算報告の承認について
第2号議案 平成5年度日本自転車振興会から補助金を受け入れて補助事業を実施することについて
第3号議案 役員の選任について(敬称略)
(理事の交代) |
新任 |
中野 龍二(新日本製鐵鰹務取締役) |
|
辞任 |
佐藤 穣 |
(監事の交代) |
新任 |
宇田 龍三(住友ケミカルエンジニアリング椛纒\取締役社長) |
|
辞任 |
津上 駿吉 |
■委員会報告■
〇センター運営会議(平成5年度第1回)
日時: |
5月27日(木)10:00〜12:00 |
議題: |
@平成4年度地下センター事業報告および決算見込について
A平成5年度事業計画と進捗状況
B平成6年度テーマ提案依頼
Cその他
|
通商産業省工業技術院研究開発官・増田優氏、通商産業省立地公害局産業施設課課長補佐・堀尾容康氏、係長・井上裕文氏、通商産業省機械情報産業局産業機械課係長・栗田雅弘氏を来賓にお迎えして開催され、増田開発官よりご挨拶を頂戴した。
議事は、平成5年度第1回目に当たり、神崎委員長の再選の後、平成4年度事業報告および決算見込について説明があり、了承された後、平成5年度事業計画と進捗状況、平成6年度テーマ提案依頼、その他報告があり、了承された。
平成5年度 運営会議委員名簿
平成5年5月現在(敬称略)
|
氏名 |
会社名 |
役職名 |
委員 |
武井俊文 |
石川島播磨重工業 |
常務取締役 |
同 |
山鹿素雄 |
NKK |
専務取締役 |
同 |
谷島昶 |
渇`原製作所 |
専務取締役 |
同 |
石丸公生 |
大阪ガス |
常務取締役 |
同 |
工藤立治 |
椛蝸ム組 |
専務取締役 |
同 |
菅政昭 |
鹿島建設 |
常務取締役 |
同 |
中村昭和 |
川崎重工業 |
取締役副社長 |
同 |
渡部威 |
関西電力 |
常務取締役 |
同 |
三野榮三郎 |
潟Nボタ |
専務取締役 |
同 |
宮坂幸人 |
褐F谷組 |
取締役 |
同 |
佐伯弘文 |
叶_戸製鋼所 |
エネルギー化学本部長 |
同 |
高松武彦 |
鰹ャ松製作所 |
技術顧問 |
同 |
内田武二 |
清水建設 |
専務取締役 |
同 |
増田実 |
昭和シェル石油 |
取締役 |
同 |
神崎昌久 |
新日本製鐵 |
常務取締役 |
同 |
佐々木惇 |
住友海上火災保険 |
取締役副社長 |
同 |
栗原務 |
住友重機械工業 |
常務取締役 |
同 |
油本暢勇 |
住友電気工業 |
常務取締役 |
同 |
三嶋希之 |
大成建設 |
常務取締役 |
同 |
黒岩博之 |
樺|中工務店 |
参与 |
同 |
内田敏久 |
中部電力 |
常務取締役 |
同 |
森村恭郎 |
千代田化工建設 |
専務取締役 |
同 |
森本時夫 |
電源開発 |
常務取締役 |
同 |
東條三郎 |
東京海上火災保険 |
取締役 |
同 |
大澤隆太郎 |
東京ガス |
取締役 |
同 |
石井清 |
東京電力 |
取締役 |
同 |
金納文治 |
東洋エンジニアリング |
専務取締役 |
同 |
大澤宏次郎 |
戸田建設 |
取締役副社長 |
同 |
榎本武 |
叶V潟鐵工所 |
常務取締役 |
同 |
岩城隆行 |
日揮 |
取締役副社長 |
同 |
坂本卓 |
日鉱金属 |
代表取締役副社長 |
同 |
上田勝基 |
滑ヤ組 |
常務取締役 |
同 |
浜田邦雄 |
鞄立製作所 |
常務取締役 |
同 |
永井将 |
日立造船 |
常務取締役 |
同 |
国保元ト |
富士電機 |
取締役副社長 |
同 |
有馬賢次 |
三井海上火災保険 |
取締役 |
同 |
久保英司 |
三井鉱山エンジニアリング |
取締役社長 |
同 |
田渕一郎 |
三井造船 |
取締役 |
同 |
丹英司 |
三菱地所 |
社長室企画部部長 |
同 |
秋田宏 |
三菱重工業 |
常務取締役 |
同 |
濱田寛 |
安田火災海上保険 |
専務取締役 |
〇大深度地下空間開発委員会(平成5年度第1回)
日時: |
5月26日(水)10:00〜12:00 |
議題: |
@平成5年度委託契約内容について
A平成5年度実施計画について
B平成4年度地下センター事業報告および決算見込について
Cその他
|
通商産業省工業技術院研究開発官・増田優氏、技術専門職・窪田俊二氏、技官・中山紀夫氏、通商産業省立地公害局産業施設課課長補佐・堀尾容康氏、通商産業省機械情報産業局産業機械課係長
・栗田雅弘氏、NEDO産業技術研究開発部主査・中田正剛氏を来賓にお迎えして開催され、増田開発官よりご挨拶を頂戴した。
議事は、平成5年度第1回目に当たり、高松委員長の再選の後、本年度実施計画の説明があり、了承された後、平成4年度地下センター事業報告および決算見込について説明がなされた。
〇研究企画委員会(平成5年度第1回)
日時: |
5月25日(火)10:00〜12:00 |
議題: |
@平成4年度事業報告および決算見込について
A平成5年度事業内容と進捗状況
B平成6年度テーマ募集について
C新部会構想について
Dその他
|
通商産業省機械情報産業局産業機械課係長・栗田雅弘氏、通商産業省立地公害局産業施設課係長・井上裕文氏を来賓にお迎えして開催された。
議事は、平成4年度事業報告および決算見込について説明があり、了承された後、平成5年度事業の進捗状況が報告された。また、平成6年度テーマ募集、新部会の設置構想についても了承された。
平成5年度 研究企画委員会名簿
平成5年5月現在(敬称略)
NO. |
職務 |
会社名 |
氏名 |
所属・役職 |
1 |
委員長 |
鹿島 |
坂本健次 |
土木設計本部 取締役 土木設計本部長 |
2 |
委員 |
NKK |
上條剛彦 |
総合エンジニアリング事業部
エンジニアリング技術総括部部長 |
3 |
〃 |
椛蝸ム組 |
村井喜一 |
土木技術本部 副本部長 |
4 |
〃 |
川崎重工業 |
小野文信 |
技術総括本部 開発室 GFグループ長 |
5 |
〃 |
潟Nボタ |
木川冨男 |
素形材事業本部長補佐 |
6 |
〃 |
KOMATSU |
外山浩介 |
研究本部 技術統括部部長 |
7 |
〃 |
昭和シェル石油 |
平田泰生 |
経営企画部 副部長 |
8 |
〃 |
新日本製鐵 |
新見吉和 |
参与 技術本部 建材開発技術部長 |
9 |
〃 |
住友電気工業 |
辻康次郎 |
電力システム技術研究所長 |
10 |
〃 |
潟_イヤコンサルタント |
駒野健二 |
東京事業本部 取締役 副本部長 |
11 |
〃 |
東京ガス |
大津賀久夫 |
マーケティング企画部営業技術グループマネジャー |
12 |
〃 |
東京電力 |
田村滋美 |
建設部長 |
13 |
〃 |
日揮 |
栗林浩 |
取締役 原子力・環境・エネルギー事業本部本部長 |
14 |
〃 |
日鉱金属 |
賀川鐵一 |
取締役 資源開発本部 副本部長 |
15 |
〃 |
ハザマ |
建部清一 |
土木営業本部 営業第5部 部長 |
16 |
〃 |
鞄立製作所 |
富安富士男 |
システム事業部 副技師長 |
17 |
〃 |
富士電機 |
関口一夫 |
公共システム事業部 社会システム技術部長 |
18 |
〃 |
三菱地所 |
神吉博隆 |
社長室 企画部 副長 |
19 |
〃 |
三菱重工業 |
加藤三郎 |
技術本部 技術管理部 主管 |
〇大プロ技術専門委員会(平成5年度第1回)
日時: |
5月24日(月)10:00〜12:00 |
議題: |
@平成5年度委託契約内容について
A平成5年度実施計画について
B平成4年度地下センター事業報告および決算見込について
Cその他
|
通商産業省工業技術院研究開発官・増田優氏、技術専門職・窪田俊二氏、技官・中山紀夫氏、通商産業省機械情報産業局産業機械課係長・栗田雅弘氏、NEDO産業技術研究開発部主査・中田正剛氏を来賓にお迎えして開催され、増田開発官よりご挨拶を頂戴した。
議事は、平成5年度委託業務実施計画の内容について事務局より説明があり、了承された後、平成4年度地下センター事業報告および決算見込について説明がなされた。
■創成川下水処理場見学報告■
平成4年度分科会「地下式下水処理施設に関する調査研究」の一環として、札幌市の「創成川下水処理場」の調査・見学を実施しており、その概要は次の通りである。
1.施設の概要
「創成川下水処理場」は、札幌市北区麻生町8丁目(創成川の左岸)に位置しており、札幌市で初めての大規模処理場として昭和42年4月に運転を開始した。
その後、市中心部の昼間人口の増加による汚水量の増大に対処するために、昭和56年4月に第2処理施設を運転開始したが、この施設は土地の有効利用を図るために池槽設備を市営麻生球場の地下部に設置した、全国でも例が無い施設である。
汚水処理は、排除方式が合流式(注1)、処理方法は標準活性汚泥法で、処理能力は144,000m3/日である。汚泥処理は、生汚泥薬注脱水法(塩化第2鉄および消石灰)で行い、加圧脱水機で脱水した後、大部分の脱水ケーキを手稲焼却センターで焼却し、一部をコンポスト化(たい肥化)して土壌改良剤として緑農地利用している。
また、高度処理(急速砂ろ過法)施設が平成3年11月より運転を開始している。
注1 公共下水道には、雨水と汚水を排除する方法に2つのタイプがあり、合流式は雨水と汚水を同じ管で取り入れて処理場へ送る。
2.施設の諸能力
@汚水処理
排除方式: |
合流式 |
処理方式: |
標準活性汚泥法 |
処理能力: |
第1処理施設 96,000
第2処理施設 48,000
全体 144,000m3/日
|
A汚泥処理
脱水方式: |
薬注加圧脱水式 |
脱水能力: |
45.6t/日 |
B高度処理
処理方式: |
急速砂ろ過法(ろ過速度240m/日) |
処理能力: |
(現在) 48,000m3/日(4池)
(計画)144,000m3/日(12池) |
■平成6年度分科会/プロジェクト推進事業テーマ募集中■
当センターでは、平成6年度の分科会及びプロジェクト推進事業の研究テーマを下記の要領で募集しておりますので皆様方の積極的なご提案をお願い致します。尚、詳細については各賛助会員窓口担当者に配付済ですが、ご不明の点は当センター(担当 三原)へお問い合わせ下さい。
1.提案分野
以下の分野で提案をお願いします。
@既提案の見直し、修正により新たな提案となるもの。
A未利用エネルギー施設、物流ネットワーク拠点、地下ごみ資源化施設、防災関連システムに関するもの。
B環境対策、地球温暖化防止対策としての地下利用。
C現在ある分科会の研究成果から新たな切り口で派生してくるテーマ。
D従来通り、提案者の自由な発想に基づくテーマ。
2.提案方法
所定の提案用紙にご記入の上、当センターへお送り下さい。
3.提出期限
7月末日
1.テーマの内容及び条件
@地方自治体またはプロジェクト主体予定者のニーズに基づき地下空間を活用したプロジェクトを具体化していくもので、次のいずれかに該当するもの。
a.地域開発等のプロジェクトに関し、具体性があり、実現に向けて概念構築や概念設計を実施するもの。
b.地方自治体等の強い要請があり、具体的なプロジェクトイメージ・概念を構築するもの。
c.分科会の成果等、これまでの研究成果を地方自治体等へ働きかけるもの。
Aテーマが採用された場合、研究を推進する組識に地方自治体またはプロジェクト主体予定者の参加があること。
2.提案方法
所定の提案用紙にご記入の上、当センターへお送り下さい。
3.提出期限
7月末日
■第149回サロン・ド・エナご案内■
日 時: |
平成5年7月21日 17:30〜 |
場 所: |
機械振興会館(地下3階研修1号室) |
テーマ: |
「インドシナの社会と文化」 |
講 師: |
石澤 良昭氏(上智大学 アジア文化研究所教授) |
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