第94号/1997.7
■研究企画委員会報告
■センター運営会議報告
■平成9年度重泥水CAES分科会発足
■地下利用推進第一部会活動報告
■第191回サロン・ド・エナ開催
■会員の皆様へのお知らせ
■研究企画委員会報告■
平成9年度の第1回研究企画委員会が、6月12日に開催されました。山口専務理事の挨拶の後、新委員の紹介があり、委員長には漢那 肇氏(清水建設鰹務取締役)が昨年度に引き続き就任されました。委員会は、漢那委員長以下19名の委員で構成されています。委員長の挨拶の後、来賓を代表して通商産業省環境立地局 産業施設課 竹内課長補佐よりご挨拶を頂き、議事の審議が行われました。
当日の会議は、理事会付議事項としての、平成8年度事業報告(案)及び平成8年度決算報告(案)の審議と、平成10年度テーマ募集についての審議、平成9年度事業内容と年間活動計画(案)の報告が行われました。議事内容の概略は、次のとおりです。
議題1 平成8年度事業報告及び決算見込みについて
議題2 平成9年度事業について
議題3 平成10年度テーマ募集について
議題4 平成9年度の年間活動計画
平成10年度テーマ募集については、昨年度までのテーマ提案リストを添付し、会員各位に配布して募集することになりました。また、研究企画委員会・企画W/Gより、情報データベース化の実施に向けて活動準備グループの設立の提案があり、企画W/Gでその準備を進めることで了承されました。
平成9年度 研究企画委員会名簿
(*:新委員)H9.6(敬称略・順不同)
職務 |
会社名 |
氏名 |
所属・役職 |
委員長 |
清水建設梶@ |
漢那 肇 |
常務取締役 |
*委員 |
NKK |
佐藤 透 |
総合エンジニアリング事業部
エンジニアリング技術総括部 部長 |
*〃 |
鹿島建設梶@ |
長岡 義麿 |
土木技術本部 技術部 部長 |
*〃 |
潟Nボタ |
佐藤 宏志 |
素形材技術部長 |
〃 |
KOMATSU |
古川 健 |
経営企画室 技術統括部長 |
〃 |
新日本製鐵梶@ |
福田 弘明 |
参与 建材開発技術部長 |
〃 |
住友電気工業梶@ |
福井 武 |
電力システム技術研究所長 |
〃 |
大成建設梶@ |
花村 哲也 |
土木本部 土木設計第二部長 |
〃 |
潟_イヤコンサルタント |
駒野 健二 |
東京事業本部 常務取締役 本部長 |
〃 |
東京ガス梶@ |
大津賀久夫 |
営業企画部 供給企画グループマネージャー |
〃 |
東京電力梶@ |
宮本 幸始 |
建設部 副部長 |
〃 |
日揮梶@ |
加畑 長昭 |
プロジェクトシステム本部 副本部長 |
〃 |
日鉱金属梶@ |
宇野 智 |
取締役 資源開発部長 |
〃 |
滑ヤ組 |
世一 英俊 |
技術研究所 研究開発推進部長 |
〃 |
鞄立製作所 |
曽野 黎二 |
システム事業部長付 |
〃 |
富士電機梶@ |
関口 一夫 |
社会システム事業部長 |
〃 |
三菱地所梶@ |
磯村 栄治 |
建設業務部 副長 |
〃 |
三菱重工業梶@ |
高橋 清 |
汎用機事業本部 建設機械部 部長 |
■センター運営会議報告■
平成9年度の第1回センター運営会議が、6月18日に開催されました。山口専務理事の挨拶の後、新委員の紹介があり、委員長には中澤 吉氏(新日本製鐵且謦役)が昨年度に引き続き就任されました。委員会は、中澤委員長以下39名の委員で構成されています。委員長の挨拶の後、来賓の通商産業省環境立地局 産業施設課長 谷 重男氏よりご挨拶を頂き、議事の審議が行われました。
当日の会議は、理事会付議事項として下記の議題について審議、報告が行われました。
議題1 平成8年度事業報告及び決算報告について
議題2 平成9年度事業について
議題3 平成10年度テーマ募集について
議題4 平成9年度の年間活動計画等
議題1については承認され、事業内容については、平成9年度に取組むシステム策定/プロジェクト計画策定推進の説明および大深度地下空間開発技術の研究開発内容について説明がありました。また、石油ガス国家備蓄調査と地下利用推進部会の内容が報告され、いずれも了承されました。
議題3については、会員各社に配布して募集することになりました。また、情報データベース化の実施に向けた活動準備グループの設立提案報告があり了承されました。
平成9年度 運営会議委員名簿
(*:新委員)H9.6(敬称略・順不同)
職務 |
会社名 |
氏名 |
役職名 |
委員長 |
新日本製鐵梶@ |
中澤 吉 |
取締役 |
委員 |
石川島播磨重工業梶@ |
中藤 信 |
常務取締役 |
〃 |
NKK |
山鹿 素雄 |
代表取締役副社長 |
〃 |
渇`原製作所 |
谷島 昶 |
特別顧問 |
〃 |
大阪ガス梶@ |
宮腰 久司 |
専務取締役 |
〃 |
椛蝸ム組 |
伊丹 孝 |
常務取締役 |
〃 |
鹿島建設梶@ |
高野 耕輔 |
取締役 |
〃 |
川崎重工業梶@ |
須清 修造 |
専務取締役 |
〃 |
関西電力梶@ |
渡部 威 |
常務取締役 |
〃 |
潟Nボタ |
富田 勝三 |
代表取締役副社長 |
〃 |
褐F谷組 |
平沢 秀男 |
取締役 |
〃 |
叶_戸製鋼所 |
佐伯 弘文 |
常務取締役 |
〃 |
KOMATSU |
高松 武彦 |
顧問 |
〃 |
清水建設梶@ |
漢那 肇 |
常務取締役 |
〃 |
住友海上火災保険梶@ |
戸水 宏 |
常務取締役 |
〃 |
住友重機械工業梶@ |
上野山泰史 |
常務取締役 |
〃 |
住友電気工業梶@ |
油本 暢勇 |
専務取締役 |
〃 |
大成建設梶@ |
伊藤 喜栄 |
取締役 |
〃 |
樺|中工務店 |
小早川洋太郎 |
取締役副社長 |
〃 |
中部電力梶@ |
宮口 友延 |
取締役 |
〃 |
千代田化工建設梶@ |
鯨井 ナ一 |
常務取締役 |
〃 |
電源開発梶@ |
網野 定三 |
常務取締役 |
〃 |
東京ガス梶@ |
山口 靖之 |
常務取締役 |
〃 |
東京電力梶@ |
田村 滋美 |
取締役 |
〃 |
東洋エンジニアリング |
篠原 孝順 |
常務取締役 |
〃 |
戸田建設梶@ |
八木 規夫 |
取締役 |
〃 |
叶V潟鐵鋼所 |
齋藤 二郎 |
取締役 |
〃 |
日揮梶@ |
高橋 重光 |
代表取締役副社長 |
〃 |
日鉱金属梶@ |
石川 峯生 |
専務取締役 |
〃 |
滑ヤ組 |
山口 靖紀 |
取締役 |
〃 |
鞄立製作所 |
浜田 邦雄 |
専務取締役 |
〃 |
日立造船梶@ |
古田 庄五 |
代表取締役副社長 |
〃 |
富士電機梶@ |
沢 邦彦 |
代表取締役副社長 |
〃 |
三井海上火災保険梶@ |
水谷 圭甫 |
専務取締役 |
〃 |
三井鉱山エンジニアリング |
佐藤 實 |
常務取締役 |
〃 |
三井造船梶@ |
小役丸純幸 |
取締役 |
〃 |
三菱地所梶@ |
田中 清治 |
技術開発室長 |
〃 |
三菱重工業梶@ |
花田 公行 |
常務取締役 |
■平成9年度重泥水により作動する高出力CAESに関する調査研究分科会発足■
本年度の社会開発プロジェクト策定事業の一つとして、学識経験者の関係官庁の協力を得て、「重泥水により作動する高出力CAESに関する調査研究分科会」が発足しましたので、概要を以下にご紹介します。なお、本調査研究は平成8年度からの継続事業で、2年目となります。
電力の負荷率向上の一環として、重泥水の目詰まり効果によりCAES空洞岩盤内壁の覆工工事を極少化する利点に着目した新しいCAES発電システムの有利性の検証と提言を行う目的で昨年度より調査研究がスタートしました。平成8年度では、重泥水の性能,気密フードの仕様,発電システム,CAES空洞他の全体レイアウト等の検討が行われました。本年度は、まとめの年として前年度の検討を踏まえ、気密フード構造に於ける方式,コスト,工法等の検討を行った上で最適な重泥水CAES方式を提案し、ハード部分の機能および動作の確認等を行います。
■地下利用推進第一部会活動報告■
地下利用推進第一部会(新分野開発専門部会)では、新しい地下利用の形態やニーズを探索することを目的として平成8年度から活動を開始しています。今回、防災・環境空間、生活関連空間、物流関連空間、極限・未利用空間といった切り口で地下利用を考える上で、東京湾横断道路(東京湾アクアライン)の防災システムと避難道を中心に見学会を行いました。訪問先の川崎トンネル浮島北工区では、2,800mの掘削が完了し97%の進捗率の中、現在は施設関係が中心の工事状況でした。詳細な工事状況の説明の後、防災システムと避難道を案内していただき、今後の部会活動を行うにあたっての貴重な示唆を得た有意義な見学会となりました。
■第191回サロン・ド・エナ開催■
5月21日(水)17:30から、当協会6階のCDE会議室に於いて、第191回サロン・ド・エナが開催されました。今回は地下センターの担当分として、通商産業省環境立地局鉱山課長の織山 純氏をお迎えし、「広域共同熱供給システムの実現に向けて」〜エネルギー有効利用と環境保全のための地域複合エネルギーシステム〜というテーマでお話をいただきました。阪神・淡路大震災後の復興計画の一環として、神戸市域における広域共同熱供給システムがモデルスタディとして進められてきており、今回そのまとめとして6月に神戸市に於いて開催されたシンポジウムに先立ち、事例紹介を含めてご講演をいただきました。講演の概要は次のとおりです。
我が国のエネルギー需要の内1/4を占める民生用エネルギーは都市人口の増加、生活レベルの向上に伴って増加の一途をたどっています。そこで都市周辺の工場やごみ焼却場などに存在する余剰エネルギーを都市エネルギーとして利用することは、活用および環境保全の面から高い効果が期待されています。次世代都市におけるエネルギーインフラの条件を探るため、神戸市域におけるモデルスタディ及び欧州諸国での事例を紹介しながら、約80名の聴講者の方々に対し詳細な説明をいただきました。
■会員の皆様へのお知らせ■
1.通商産業省主催のパネルディスカッション「大深度地下利用の将来性について」
前号でお知らせしました大深度地下空間開発技術成果発表会(7月18日)に引続いて同日午後4時から同じ会場(発明会館)で通商産業省主催により行われるパネルディスカッションは、標記のテーマにより下記の識者に論じて頂く予定です。多数の参加申込みを頂いておりますが、座席にゆとりがありますので、まだお申込みでない方は急ぎお申込み下さい。参加費は無料です。
講師の方々(順不同): |
東京大学教授 大学院工学系研究科 小島 圭二殿
国土庁 大都市圏整備局 大深度地下利用企画室長 真鍋 友一殿
大阪市 計画部長 岩本 康男殿
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2.平成9年度エンジニアリング功労者表彰候補の推薦について
当協会では、エンジニアリング産業の振興発展に貢献し、その功績が特に顕著であると認められる方々に対し表彰を行っておりますが、本年度より年度毎に「特別テーマ」を加えて表彰することになりました。本年度の特別テーマとして、8年間にわたる大型プロジェクト「大深度地下空間技術開発研究」の終了を機に、大深度に限らず広く「地下空間の利用推進」に貢献した最近のエンジニアリングを表彰の対象とします。
詳細は、既に各窓口担当者へ送付してありますので下記の期日までに本賞へのご推薦をお願い申しあげます。
締切日:
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平成9年7月10日(木) |
提出先:
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財団法人エンジニアリング振興協会 功労者表彰事務局宛 |
問合先:
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地下センター事務局 技術開発第1部:田中
(TEL 03−3502−3671/FAX 03−3502−3265)
協会本部事務局 総務部:鈴木、小倉 事業部:高橋
(TEL 03−3502−4441/FAX 03−3502−5500) |
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