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「石油開発環境安全センター」(略称SEC)は"安全の確保"と"環境の保護"をキーワードとして政府の支援のもとに民間の力を結集してエンジニアリング技術を推進することを目的として1991年11月、エンジニアリング振興協会内に設置されました。
当センターは、設立以来、一貫して石油の探鉱･開発･生産と安全確保･環境保護をより高度に両立させるための技術開発やシステム開発を推進してきた世界でもユニークな組織であり、その活躍の場は国内のみならず海外へと広がっています。
21世紀に入り、地球環境･エネルギー問題の解決は人類にとってますます緊急かつ重要性を増し、天然ガスなど、よりクリーンなエネルギー資源が求められてきています。
当センターもこのような時代の流れに沿って事業を展開し、近年では(1)将来のエネルギー源として期待されているメタンハイドレートについて開発に取り組む「メタンハイドレート資源開発研究 環境影響評価」、(2)パイプラインの技術基準の整備を目指す「天然ガスパイプライン技術基準調査」、(3)地球温暖化の主要な原因とされる二酸化炭素を地下に閉じ込める手段の１つとして期待される「二酸化炭素地中貯留技術研究開発」など、新たな飛躍を目指し長期的な視野をもって積極的に事業に取り組んでいます。 |
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