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事業報告平成25年度 シェールガス開発に係る環境影響の調査検討

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(委託元:公益財団法人JKA競輪補助事業)

1.概要

 シェールガスの存在は世界中で確認されており、北米を中心に開発が進められているが、土壌・地下水汚染といったリスクが問題視され、環境問題への対応が急務となっている。調査検討のための委員会・分科会を立ち上げ、協会会員の技術力も借りながら、廃水処理などの環境保全技術開発を通じて環境問題を抑制し、シェールガスの安定的な開発を促進することで、エネルギーの安定供給に資することを目的として、以下の活動を実施した。

  • シェールガス関連情報に関する講演
  • 文献調査
  • 海外調査
  • シェールガス開発に伴う環境問題の現状と対策

2. シェールガス関連情報に関する講演

 ハリバートン社橋本氏、石油資源開発(株)影山氏、国際石油開発帝石(株)荻野氏、(株)テルナイト佐藤氏、シュルンベルジェ(株)大澤氏、各氏から御講演をいただいた。

シェールガス開発方法(フラクチャリング)

世界のシェールガス・オイルの分布

3. 文献調査

 シェールガス・オイル開発における環境に関する法規制(米国(含各州)、カナダ、フランス、ドイツ、英国、など)および、帯水層汚染、フローバック水による汚染、廃水圧入による微小地震発生等に関する文献について調査を行った。

4. 海外調査

 カナダにおいて、シェールガス開発に参加している日本企業を訪問し、またシェールガスにおける水処理に関する会議に出席して、情報収集を行った。

5. シェールガス開発に伴う環境問題の現状と対策

 シェールガス開発に関する技術事項について、分科会委員が分担して報告書の作成を行った。これにより、シェールガスの開発方法の基本から、現時点で発生している環境問題の現状について、詳細にまとめることができた。

坑井配置図

水処理設備(トレーラーマウント)


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