■調査研究報告書


◇1992-P6 ◇1993-P5
LNG岩盤貯蔵システムに関する調査研究報告書


LNG岩盤貯蔵システムに関する調査研究(要旨)
(平成4〜5年度)

 石油、LPG、LNG等の液化燃料の貯蔵については、土地の有効利用、安全性、環境 保全などの観点から岩盤内の貯蔵が注目を集めるようになった。LNGの貯蔵に関しては、 竪型地中タンクが実用段階にあり、東京湾を中心に約50基が建設されてきている。しかし ながら、用地困難、土地の有効利用の観点から将来に向けた新しい貯蔵システムが必要と される。そこで、LNG基地の用地選定の幅が広がる地下岩盤タンクの技術面、安全面、 経済性について調査研究を行い、日本における開発可能性を検討した。技術面では、岩盤 貯蔵タンクの形式、地盤の冷結対策、適応地盤条件、全体運転システム等を検討した。ま た、安全面・経済面での可能性を検討するために概念設計を実施した。
分科会長:山口 梅太郎(東京大学名誉教授)ほか30名



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