地下利用推進部会
(平成14年度)
活動要旨:
当センターでは、新しい地下利用の形態やニーズを探索し、参加企業の技術ポテンシャルの向上を図り、調査・研究活動のより一層の活性化を図ること、さらに地下開発利用の普及を図ることを目的とし、平成14年度に地下利用推進部会を再編成して4部会を設置し、2年間にわたる活動を開始しました。
地下利用推進のあり方専門部会は、地下利用マスタープラン作成時(約10年前)における課題、トレンド等について検討し、現在と比較した場合の相違点を抽出し、現状での課題、今後の地下利用推進のあり方、特に経済産業政策における地下開発のあるべき姿、方向付け等について検討を行いました。
未来の地下利用専門部会は、現実的に夢を託せる未来の時間枠を想定し、個別の地下利用にとらわれず、状来、自らが生きていく上で好ましい生活環境を追求する観点から、地上及び地下空間の利用のあり方を総合的に討論しました。
都市競争力専門部会は、多様な特性を有する都市について『都市競争力』に着目し、文献、事例、資料等をもとに都市の魅力、競争力を整理し、都市の競争力を支える地下利用、新事業・新雇用を生み出す地下利用、都市を再生し、またハブ都市を生み出す地上と地下の役割
等を研究しました。
地下及び地下水環境専門部会は、地下水維持およびその広域制御、地下水汚染及び地盤汚染等について調査研究するため、土壌・地下水汚染の経緯と法規制、地下利用に伴う周辺環境への影響検討、都市域の地下水環境の現状把握調査により、法規制、技術、最新情報等について現状調査を行いました。
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