災害時の地下避難施設に関する調査研究報告書
災害時の地下避難施設に関する調査研究(要旨)
(平成8〜9年度)
阪神・淡路大震災を契機として、避難所や救護所の必要性があらためて浮き彫りにされ た。しかしながら、都市部では新たな防災拠点を単独で整備することには限界がある。そ
こで、都市部に位置し、耐震性のある公共施設として地下駐車場に着目し、防災機能を併 設した地下避難施設の概念を構築した。この概念に基づき、モデル都市を想定したケース
スタディによって、技術、制度、経済面よりその実現性を検証した。
分科会長:室崎 益輝(神戸大学教授)ほか11名
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