■調査研究報告書


◇1998-P2

廃棄物の地下保管及び再資源化に関する調査研究

新廃棄物の地下保管及び再資源化に関する調査研究(要旨)
(平成10年度〜)

 本国内の廃棄物を取り巻く環境は非常に厳しく、最終処分場の寿命は全国的にも残り数年という危機的状況にある。現在、地中にある空間への埋立処分は「廃掃法」で禁止されているが、地下は地上に比較して隔離性、恒温・恒湿性、遮水性、耐震性等の優位性がある。調査研究では、廃棄物の地下空間における保管システムおよびその再資源化システムを構築し、その有効性を実証することを目的としている。 平成10年度は現在発生している廃棄物の発生量と処理・処分について、国内外の事例を調査した。また、廃棄物の地下処分規制の法的根拠も調査し、地下システムのフィージビリースタディに必要な資料を得た。


分科会長:花嶋 正孝(福岡大学教授)ほか16名



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