■調査研究報告書


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大都市圏複合型インフラ大動脈構想に関する調査研究報告書


大都市圏複合型インフラ大動脈構想に関する調査研究(要旨)
(平成2〜4年度)

 本調査研究では、東京湾岸の現況について、産業構造の転換に伴う土地利用形態の変化 、埋立地における安全施策、東京湾海上における問題点などを指摘し、東京湾岸大深度地 下ネットワークシステムと臨海部都市バックアップシステムの構想を提案した。大深度地 下ネットワーク構想では、東京湾外に外港を設けて湾内に入港する船舶を制限し、内湾部 に設けたプラントまで石油関連品目をパイプラインで輸送することを提案した。また、バ ックアップシステム構想は、安定地盤まで大深度に地下連壁で切削して構築した施設に、 油や水、自家発電、冷凍機、コンピュータ等を備え、電力・水・情報系の日常時都市基盤 施設の充実を図るとともに、非常時のバックアップ体制として臨海部への設置を提案した ものである。
分科会長:尾島 俊雄(東京大学客員教授)ほか19名(平成2年度)
分科会長:加畑 長昭(日揮(株))ほか17名(平成3〜4年度)



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