地下式下水処理施設に関する調査研究報告書
地下式下水処理施設に関する調査研究(要旨)
(平成3〜4年度)
用地確保が困難になってきていることを踏まえ、限られた土地を有効に使うこと、また、 臭気や景観上の問題を解決することを目的として、設置平面積をなるべく小さくして地下
に竪型に積層構造で設置した地下式下水処理施設を提案した。本調査研究では、基本処理 水量を大都市域、地方都市域で設定し、処理方法、施設の概略設計を行うとともに、運転
管理技術の検討を行った。また、地下式下水処理施設の建設技術について、構造的安全性、 仮設構造物の本体利用、各種土砂地盤への適応性・施工可能性の検討を行い、最適工法と
して地下連続壁工法を提案した。
分科会長:松尾 友矩(東京大学教授)ほか11名
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