ごみ輸送システムに関する調査研究報告書
ごみ輸送システムに関する調査研究(要旨)
(平成4〜5年度)
従来から、廃棄物処理技術に関しては、焼却技術や公害防止技術、資源化技術等を中心 に多くの技術開発が行われ成果があげられていた。しかしながら、収集・輸送については、
ごみ収集車(パッカー車)による方式が中心となっており、効率化やCO2、NOX対策など 環境面での検討が充分には進んでいなかった。本調査研究では、ごみ収集車からごみを遠隔
中継基地に集積し、自動輸送ラインで焼却場まで円滑かつ効率的に運搬するシステムの概 念設計を行い、実用化に向けての要素技術の開発目標を示した。合わせて、トータルシス
テムとしての技術・経済・社会面への導入効果の検討を行った。
分科会長:平山 直道(千葉工業大学教授)ほか21名
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