2021.08.16五山の送り火

毎年8月16日の午後8時より約1時間,京都市内を囲む山の中腹に巨大な「大」「妙」「法」「船」「鳥居」の形が相前後して点火されます。
ご存知の通り、「大文字五山の送り火」ですが、精霊を再び冥土に送り帰すという意味があります。

幼少の頃、京都に家族旅行をした際、宿泊したホテルの屋上から五山の送り火全てが見られる事ができ、それぞれの文字が同時ではなく順次点火されていく事を初めて知りました。
特に、ホテルが如意ヶ嶽(大文字山)に近かった事もあり、「大」の字は迫力があったことを思い出します。
現在は、テレビの映像で涼しい部屋から簡単に見る事が出来ますが、やはり「生の迫力」というものは鮮明に記憶に残るものです。
コロナ禍の本日は、規模を縮小して実施されるそうですが...。

さて、協会メンバーは、幸いなことに、本日現在、ご家族を含めどなたもコロナ感染せずにおります。
このまま会員企業の皆様・ご家族を含め、どなたも感染しませんように...。

ところで、その京都も緊急事態宣言が発令されるようですね。
7月に開催される「祇園祭」は、平安時代に流行した疫病退散を祈った御霊会のひとつですが、本日の「送り火」によりコロナを完全に退散してもらいたいものです。

(本日の担当:k)

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