最初からできる人はいない

様々なエキスパート達で成り立つプロジェクト

エンジニアリングの仕事は、多種多様な分野のエキスパート達で構成されるプロジェクトチームで進められます。
例えば、

システム設計

基本設計・詳細設計(下表参照)の中で、プロセスを組み立て、必要なノウハウを収集する役割を担い、機械・電気・化学の専門知識が豊富なエキスパート

コスト管理

入札の段階から見積を作成し、プロジェクト開始後もコストの面からプロジェクトを最後までしっかり見張る役割を担う。
設備や技術の費用を含めた知識に精通し、プロジェクトが不測の事態で赤字に陥ったりしないよう、様々なことを予見できる緻密さと経験を持つエキスパート

アドミニストレーション

プロジェクトで働く何百人、何千人もの人を、衣食住の面も含めて支える後方支援的な役割を担い、語学だけでなく多くの社会・文化に精通し、様々な国籍/生活習慣/宗教をもった人々が働きながら生活する環境を整備・維持するエキスパート

法務

クライアントとの契約だけでなく、ワーカー、現場周辺(住民・企業・施設等)との間で法的な問題が起きないよう 状況把握・予見し、もし問題が起きた時は、迅速に解決させる役割を担い、様々な国の法律知識だけでなく、言語、習慣、宗教、様々な情報を武器にプロジェクトを支えるエキスパート

もちろんこれらはほんの一例です。

プロジェクトマネジメント

そして、それらのエキスパート達を率いて、プロジェクトを完遂するために最も重要になるのが
プロジェクトマネジメントです。
プロジェクトメンバー間の情報共有を徹底し円滑な組織運営を行うこと、
設計・調達・建設の全ての段階における問題を解決すること、
プロジェクト遂行に伴う様々なリスク管理をすること、
顧客や組織外のあらゆるステークホルダーとコミュニケーションや交渉を行うことなど、
多くのことがプロジェクトマネジメントに求められます。

このように多くのエキスパートが力を結集するエンジニアリングのプロジェクトは、「最先端の技術」を、「世界の様々な現場環境」で駆使し、構築し、「多国籍」「多文化」の中で、国際ビジネスの醍醐味が味わえる仕事です。

エキスパートになる人材の候補は多種多様

多種多様なエキスパート達が必要になるエンジニアリングの人材候補は、当然、色々な学部・専門の人達が対象になります。
実際のエンジニアリングの仕事と出身学部・専門をみたものが下の表です。

専門 営業・プロポーザル 契約・財務 基本設計 詳細設計 調達 工事 プロジェクト 運転保守
人文科学・社会科学系
文学・日本語・日本文学    
言語・外国語・外国文学    
法学・政治学    
経済学・経営学・商学・ビジネス    
社会学・福祉・産業    
情報・環境・政策・総合社会科学    
自然科学系
経営工学    
数学  
物理学  
化学  
生物学  
地学  
機械工学  
電気・電子・通信・情報  
土木・建築・建設・都市  
応用化学  
生物工学  
材料工学  
農学  

:主な活躍の分野

このように色々な学部・専門の人材がエンジニアリング業界を支える重要なエキスパートとして活躍しているのです。

エンジニアリング業界が求める人材

はじめからそんなエキスパートとして活躍できる人はいません。
今活躍している人達もプロジェクの中で任された仕事に重い責任を感じながら、数多くの失敗も経験しています。
そしてその失敗を乗り越えることによって自信と能力を培い、エキスパートとしての実力を磨いているのです。

エンジニアリング業界が求めるのは、

  • 色々な角度からみる視点や俯瞰的な視点を持っている人
  • ピンチや失敗を自ら乗り越えようとすること、周囲の人々と協働して課題解決を図ろうとする人
  • クライアント(人)に喜ばれ、社会に貢献できることに喜びを感じられる人

このような人材になりたい、目指したいと考える人達です。
エンジニアリングのプロジェクトは、そんな人達を待っているのです。

皆さんを求める人々

プロジェクトのメンバー、そして将来のプロジェクトリーダーが求められています。

  1. エンジニアリングとは?
  2. これからのエンジニアリングと
    求められる人材
  3. エンジニアリング業界を目指す!