次世代スマート工場のエンジニアリング研究会(通称:スマート工場研究会)

(更新 2021年12月)

研究会の設置経緯

2017年7月、日揮・野村総研・平田機工・慶応大学を中心とする大手製造業、IT企業など約20社から構成される「次世代スマート工場の設計論 研究会」が立ち上がり、経済産業省が取りまとめた2018年 ものづくり白書 コラム記事にも掲載されました。
https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2018/honbun_pdf/pdf/honbun01_01_03.pdf  2018年9月からは、 当協会研究開発企画委員会( https://www.enaa.or.jp/about/organization/detail#research-development )の下部組織 「次世代スマート工場のエンジニアリング研究会」となり、以来活動を継続しています。

研究会の活動目的

日本の製造業の強みを活かす「次世代スマート工場」の姿を明らかにし、そのエンジニアリング手法と運用方法を開発すること、および工場作りのアウトソース先として「工場エンジニアリング」(ラインビルダー)業種への認知を確立し、新しい輸出産業を創出することを目的としています。
この2点の目的設定の背景には、次のような日本の工場作りへの課題認識があります。

  • IoT技術で組み立て加工系工場でも機械・人・モノの監視制御が可能となり、部分最適化を超えた工場全体のスマート化・中央管制につなげるべき
  • 生産技術者不足が工場作り・生産性向上のネックとならぬよう、生産設備・システムインテグレータ活用のための仕組みや教育が必要

当協会が毎年発行している「エンジニアリング産業の実態と動向(エンジニアリング白書2020年度)」(https://www.enaa.or.jp/information/pub/white-paper)を引用すると、当協会賛助会員企業の年間受注金額は約16兆円(国内14兆円、海外2兆円)であり、うち製造工場等に該当する「化学プラント」「産業施設」「鉄鋼・非鉄金属プラント」が約1.5兆円を占めています。
当研究会の調査研究活動は、賛助会員企業による製造工場向けプロジェクト受注活動を下支えすると共に、社会インフラ全体のデジタル変革(DX)、サステナビリティ(持続性)、国際競争力向上等にも貢献し得るものです。

次世代スマート工場のコンセプト(レファレンスモデル)

これまでの活動実績

2019年度は、JETRO「インフラシステム輸出に向けた現地調査・情報普及事業にかかる業務委託」を受託し、ドイツ及びタイの現地調査報告を取りまとめ、公表しました。また、製造工場を純粋な中央制御型でもなく、独立分散型でもない、新しい自律分散型の「中央管制システム」として自動化、情報化、知能化を融合し、事業環境の変化に柔軟に対処できる国際競争力のある工場モデルを提唱しています。 2021年度は、スマート工場人材セミナー(無料)および工場スマート化MESシンポジウム(無料)を開催しました。

2019年7月 ENAA成果報告会の研究会紹介資料 https://www.enaa.or.jp/member/lecture-material/page?id=38653
Engineering誌 2020年1月号の研究会紹介記事 https://www.enaa.or.jp/?fname=eng154.pdf
2020年1月 JETRO向け現地調査報告書 https://www.enaa.or.jp/?fname=enaa2020_g20-010.pdf
2020年1月 JETRO向け現地調査報告会 https://www.enaa.or.jp/seminar/41795 
2020年7月 ENAA成果報告会の研究会紹介資料 https://www.enaa.or.jp/report/43516
2021年8月開催 スマート工場人材セミナー(無料) https://www.enaa.or.jp/seminar/51214
2021年10月開催 工場スマート化MESシンポジウム(無料) https://www.enaa.or.jp/seminar/52299

 また、研究会内外の講師をお招きした、研究会内講演会もこれまでに計8回開催し、最新の自動化ライン構築技術、ITシステム構築動向、サプライチェーンマネジメント動向、および工場建築設計ノウハウ等の収集を行っています。

次世代スマート工場のコンセプト(レファレンスモデル)

研究会の構成企業

2021年11月現在、次の企業に所属する計50名の委員が、3つの分科会に分かれて活動を行っています。
所属企業(順不同): 慶応大学、日揮ホールディングス、日揮、SUBARU、日本電気、平田機工、ゴールシステム・コンサルティング、野村総研、横河ソリューションサービス、竹中工務店、千代田化工建設、アイ・ピー・エス、ロックウエルオートメーションジャパン、ロボット革命・産業IoTイニシャチブ協議会(RRI)、東洋エンジニアリング、テックプロジェクトサービス、大林組、日立製作所、ラック、ケイプラス・ソリューションズ、ユビセンス・ジャパン、ニコン、ヒロテック、日産自動車、名古屋工業大学、大成建設、ダッソー・システムズ、電通国際情報サービス、フレクシェ、トクヤマ (計26社、2大学、1団体)
事例調査分科会 : 次世代スマート工場の姿を明らかにする上で参考になる内外の事例等を調査します
技術開発分科会 : 次世代スマート工場の構築や運営のための技術を開発し、知識体系を整理します
人材教育分科会 : 次世代スマート工場の運営に欠かせない人材育成体系を整理します
 研究会への新規参加等を希望される方は、下記までお問合せください。

エンジニアリング協会 技術部 担当:川村 sfactory-kanji@enaa.or.jp