1984-プ8 海中作業における可能化システムの適応性に関する調査研究報告書

カテゴリー:海洋開発(KKS) 更新日:1984.07.16

海洋開発の多様化が急速に進む中海中作業における情報の収集・処理・表示を目指したシステムの開発として新しい機器が開発されているが、厳しい自然条件の中で従来可視光領域で用いられてきたビデオやカメラから水中ソナーへの変更が視点とされてきた。実現性の高い技術の調査研究を行う。
ニーズの絞込みと商品化への検討を行うとともに海中情報の可視化の対象を水中構造物と魚の生態にしぼり、ソナースキャナーを中心にした調査研究を行った。ソナースキャナーによる海中情報の可視化技術の現状を実験をとおして明らかにし、情報の処理技術の可能性や小型軽量化に関する技術的展望についての調査研究を行った。海中情報可視化機器の設計条件を整理し、ハード、ソフト両面から将来に対する概念設計と現状での概念設計の3点を進めた。
<分科会長:大林成行(東京理科大学理工学部土木工学科教授)
委員:11名、オブザーバー:1名、事務局:1名、
ワーキング・グループ:12名>

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