事業報告Business Report

我が国には戦前・戦後に掘削された坑井が数多くみられ、そのうち不完全な封鎖処置のままに放置されている坑井もあり、また、間もなく操業を終えようとする坑井も多くあります。これらの坑井について実情に合った効果的な封鎖処理を実フィールドで実証し、今後封鎖作業を正しく実施するための有効な事例とすることを目的として技術調査を行っています。
調査期間は、平成12年度から平成14年度までの3年間となっております。

調査研究の概要
平成12年度から平成14年度に掛けてモデルケースとなりうる13坑井を選定し、その坑井に関して実情に合った効果的な封鎖処理方法の試設計を行い、実証試験を行っております。

[平成12年度]
・ 新潟県新津市 協和新津鉱山 小口R-77号井

[平成13年度]
・ 秋田県山本郡 浜口鉱山 R-2号井
・ 山形県最上郡 旧堀内鉱山 R-10号井
・ 山形県最上郡 堀内鉱山 R-23号井
・ 秋田県秋田市 刈田道川鉱山 C-84号井

[平成14年度]
・ 北海道稚内市 旧稚内鉱山 村井C-2号井
・ 北海道稚内市 旧稚内鉱山 村井C-3号井
・ 秋田県男鹿市 船川鉱山 R-1号井
・ 秋田県男鹿市 船川鉱山 R-2号井
・ 秋田県男鹿市 船川鉱山 C-2号井
・ 山形県最上郡 戸沢鉱山 C-1号井
・ 新潟県新津市 吉沢滝谷鉱山 C-76号井
・ 新潟県新津市 吉沢滝谷鉱山 柄目木C-2号井
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