第1回海外安全対策講座(OSE)

この講座は、これから海外拠点や海外プロジェクトの管理者として赴任される方々を対象に、現地における「セキュリティーマネジメント=安全管理」の基本を身につけて頂くことを目的としています。
一般赴任者や海外出張者を対象としたセミナーと異なり、この講座の特徴は「海外拠点の管理者として組織および関係者をどう守るか」というものです。ここ数年、多くの企業において、海外での安全を管理する「本社機能」が整備されつつありますが、海外拠点の管理者を赴任前に「セキュリティーマネジメント=安全管理」について体系的に教育しているところはまだ多くないのが現状です。
海外拠点やプロジェクト管理者として赴任予定の方々のみならず、本社で海外安全管理に携わる皆様にとっても有益な講座です。
講座内容をご検討の上、多数ご参加いただけますよう、お申込をお待ちしております。

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山崎 正晴(株式会社亀屋 代表取締役社長)

1972年慶大法卒、英国ロイズ在日エージェント勤務を経て79年~81年英国留学、この間Control Risks社において「誘拐事件対応手法」「企業危機管理手法」等を学ぶ。
帰国後、日本初の危機管理コンサルタントとして海外での邦人安全対策に取り組む。91年、Control Risks 日本支社長に就任、16年間にわたり海外での誘拐・テロ・脅迫・企業犯罪など多数の事件対応に携わる。2007年Control Risks を退職、2008年(株)亀屋を設立し社長に就任、海外進出企業に対するリスクマネジメント・コンサルティング活動の傍ら、大学での講義、新聞雑誌等への寄稿、講演等を通じて、危機管理思想の普及と実践に努めている。
近年は、テロ、海賊、汚職などの諸問題に精力的に取り組み、海賊多発海域に赴くなど、現場取材と自らの経験に基づく独自の対策提言を行っている。

著 書:
「誘拐・ハイジャック・企業恐喝」(R.クラッターバック著) 警察庁と共訳(読売新聞社)、「ソマリアの海で日本は沈没する」(KKベストセラーズ)、 「船長実務講座:本船上の海賊対策」(日本船長協会)など

【実施要領】
開催期間 平成26年11月26日(水) 13:00 ~ 17:20
開催場所 一般財団法人エンジニアリング協会 会議室
〒105-0001
東京都港区虎ノ門3-18-19(虎ノ門マリンビル10階)
TEL:03-5405-7201 FAX:03-5405-8201
定員 20名 (先着順に受け付け、定員になり次第、締切らせて頂きます)
参加費用 一般価格:40,000円/人  会員価格:30,000円/人
請求書を送付しますので、請求書に従って送金してください。
なお、振込等にかかる支払手数料はご負担下さい。
お問い合わせ先 一般財団法人エンジニアリング協会 企画渉外部 安全対策支援室
TEL:03-5405-7201 FAX:03-5405-8201
担当:神吉、永元、松本

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プログラム

13:00 第1部 海外安全管理の理論と実務
a) 海外安全管理の考え方
b) 拠点での情報収集及び脅威評価手法
c) 拠点施設セキュリティー構築及び現状チェック手法
d) 駐在員の行動留意事項
e) 会社としての行動留意事項
(新規進出、撤退、人員削減等)
f) 現地政府及び警察についての考え方
g) 情報管理と広報 
h) 各種リスクの予防(回避)と発生時対応のキーポイント
(交通事故、窃盗、強盗、誘拐、恐喝、脅迫、爆弾テロ、爆破予告、大規模自然災害、火災等)

15:00 休憩
15:20 第2部 有事対応模擬訓練
テロ、誘拐、恐喝、自然災害等、様々な事件・事故の発生を想定した複数のシナリオに基づき、受講者の皆様に対応策を考えて発表して頂きます(個人もしくはグループ単位)。発表された結果を講師が評価し必要な解説を加えます。この訓練を通じて第1部で学んだ理論を、より具体的に理解して頂きます。

講座終了後について

【 資料の取扱い 】
本講座では、参加者に講義内容の要点をまとめた資料を提供します。
資料の著作権は、株式会社亀屋に帰属します。
資料の全体または一部の社外での発表、出版、講演等を禁止します。

【 サービス 】
参加者の所属企業(グループ企業及び関連子会社を除く)には、資料の期間限定利用権が本講座実施日から1年間付与されます。
これは利用期間中3回まで(各回1時間まで)、電話/面談にて講師と質疑応答いただけるものです。
ただし、文書または1時間を超える電話/面談での講師との質疑応答をご希望の場合は、有料での対応となります。

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