第2回 安全対策啓発セミナー -海外活動における危険回避への対策-

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開催日時 平成27年6月3日(水) 13:30 ~ 16:30
開催場所  〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-2-1
東京海上日動ビルディング 新館15階 大会議室
参加費用  無料
募集期間 平成27年4月28日(火) ~ 平成27年6月2日(火)
共催 東京海上グループ、一般財団法人海外投融資情報財団
後援 経済産業省、外務省、独立行政法人日本貿易振興機構
お問い合わせ先 一般財団法人エンジニアリング協会 企画渉外部 安全対策支援室
TEL:03-5405-7201 FAX:03-5405-8201
担当:神吉、永元、松本

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プログラム

13:30 開会挨拶(一般財団法人エンジニアリング協会 専務理事 前野陽一)

基調講演 (13:35 ~ 14:20)

「海外における日本人・日本企業の安全確保について」

渡邊 滋(外務省 領事局 邦人テロ対策室長)

 昨年来、ISIL(イラク・レバントのイスラム国)等のイスラム過激派組織又はこれらの主張に影響を受けている者によるとみられるテロが世界各地で発生しており、シリアにおける邦人殺害テロ事件やチュニジアにおける銃撃テロ事件では、日本人が犠牲となりました。
 本講演では、最近のテロ情勢につき概観するとともに、こうした情勢の中、海外における日本人や日本企業の安全確保のために、日本政府が取り組んでいること等についてご説明いただきます。

講演Ⅰ (14:20 ~ 15:20)

「海外進出企業に求められるリスクマネジメント」

深津 嘉成(東京海上日動リスクコンサルティング株式会社 ビジネスリスク事業部 主席研究員)

 近年、日本企業にとり海外進出の重要性が益々高まっており、海外進出に伴うリスクも改めてクローズアップされています。ISIL 等による世界各地へのテロの拡散、西アフリカでのエボラ出血熱の感染拡大、新興国で深刻化する大気汚染等、企業が直面するリスクは益々多様化しています。企業として、多様なリスクの実態を把握・評価し、優先順位を明確化した上で経営資源を適切に配分する、効果的なリスクマネジメントの実践が求められています。海外進出企業に求められるリスクマネジメント推進体制構築のためのポイントを解説いただきます。

講演Ⅱ (15:35 ~ 16:20)

「海外進出企業に求められるサイバーセキュリティ~社会基盤に浸透したサイバーの仕組みと原則を知って行動しよう~」

西本 逸郎(株式会社ラック 取締役 専務執行役員)

 従来から、世界で著名な企業や海外進出企業は、リスクに関するセンスを持って事業を推進しています。それは、日本国内だけで事業をする企業とは別次元です。例えば、役員の出張時などの航路や宿泊地、ホテルなども気を遣って選定を行うだけではなく、家族の休暇などにも注意を払っています。一方、いまや社会生活に高度に利用されているのがサイバー空間です。自社のIT システムを攻撃から防御出来ればよいという、従来の発想だけではなく、一人ひとりの行動や場合によっては家族の行動にも注意を払う必要がある時代です。
 本講演では、避けて通れないサイバー空間の現状を理解し、海外進出企業に求められるサイバーセキュリティに関してお話いただきます。

16:30 閉会挨拶(東京海上日動リスクコンサルティング株式会社 代表取締役 常務執行役員 庄子憲義)

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