一般財団法人エンジニアリング協会

　核開発問題に関連して、米国、ＥＵを中心に原油の禁輸、また金融市場からの締め出しなど様々な経済制裁を受けてきたイランは、人口約8000万人の巨大マーケットで、世界第7位の原油産出国、かつ天然ガス確認埋蔵量は世界最大と大きなポテンシャルを持っている。長く続いてきた欧米6 ケ国とイランとの協議が2015年7月に決着し「包括的共同行動計画」が最終合意され、今後、合意内容に対するイランの履行を確認しながら、これまで同国に課されてきた全ての制裁が解除される見通しで、同国への各国企業の進出意欲が一気に高まっている。今回、経済制裁解除後の日本・イランの経済関係、最新のイランのビジネス事情について、ジェトロ・テヘラン事務所前所長の豊永様からお話をうかがいます。
　経営幹部の皆様を始め、海外営業部門、中東関連プロジェクト担当の皆様など幅広い分野の方にお聞きいただければ幸いです。