一般財団法人エンジニアリング協会

　日本人を含む６名の宇宙飛行士が交代で長期滞在する国際宇宙ステーションは、日本の実験棟「きぼう」を持ち、筑波宇宙センターの日本人エンジニア達がその実験棟の運用と訓練により支えています。一歩間違えると命にも関わる、失敗の許されないその業務を支える訓練は、蓄積された「訓練技術」として、日本人エンジニアの更なる能力開発に寄与し、応用分野として生産性向上、原子力発電所の更なる安全化、及び医療ミス低減への適用等の観点から社会的問題解決の手段としても多様性を見せております。
　本講演では、現在国際宇宙ステーションに滞在している油井宇宙飛行士の訓練担当官としてのご経験をはじめ、民間企業の様々な分野で展開されている訓練技術の応用の現況についてご講演いただきます。
　生産管理部門、設備保全部門、人事・教育部門、企画部門の皆様のお越しをお待ちしております。