一般財団法人エンジニアリング協会

　日本中の耳目を集めたＴＰＰ交渉が2015 年ついに大筋合意を迎え、ＡＥＣ（ASEAN 経済共同体）も同年末に具現化しました。これらによる「自社への影響は」という問いに対して、「不明」や「軽微」という回答が少なくないことは、交渉が不成功だったからではありません。理由はひとつ、難解な協定文書を読み解いてビジネスへの示唆を出す「通商とビジネスの間の翻訳」ができていないことに他なりません。
　本講演では、ＴＰＰ・ＡＥＣの影響をビジネスの言葉で具体的に語るとともに、短期利益創出のためのＦＴＡ使いこなしソリューションの紹介と中長期競争力強化のためのルール形成の考え方についてお話を伺います。
　経営幹部の皆様を始め、経営企画部門、渉外部門、海外事業部門、財務・法務部門、調達・物流部門の皆様など幅広い分野の方にお聞きいただければ幸いです。