一般財団法人エンジニアリング協会

　平成28年4月に発生した熊本地震は、短期間のうちに震度7を2回記録し、その後も長期間にわたり余震が続くなど、県内各地に大きな被害をもたらしました。
　熊本県では、国内外から多くの支援を受けながら、復旧・復興に取り組んでいますが、特に震源地である益城町に所在する「阿蘇くまもと空港」については、熊本地震からの創造的復興のシンボルとして、コンセッション方式を導入し、国内線と国際線が一体となったターミナルビルを建設し、空港を核とした地域活性化を目指しています。
　本講演では、熊本地震からの復旧・復興の現状に加え、阿蘇くまもと空港のコンセッション方式の導入に向けた動きや、県が策定した大空港構想Next Stage の目指すもの、および空港・熊本が持つ魅力やポテンシャルなどをお話しいただきます。