第243回ビジネス講演会(2018年9月19日)

現代アートによる地域振興の試み
~ベネッセアートサイト直島のキセキ~
講師:福原 賢一 様(株式会社ベネッセホールディングス 代表取締役副会長)

開催日時 平成30年9月19日(水) 10:30 ~ 12:00
開催場所 エンジニアリング協会 会議室
〒105-0001
港区虎ノ門3-18-19(虎ノ門マリンビル10階)
TEL:03-5405-7201 FAX:03-5405-8201
参加費用 無料(非会員の方でご参加ご希望の方はお問い合わせ下さい。)
定員 100名
募集期間 平成30年8月6日(月) ~ 平成30年9月18日(火)
お問い合わせ先 一般財団法人エンジニアリング協会 企画渉外部
TEL:03-5405-7201 FAX:03-5405-8201
担当:小倉、東海林

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プログラム

講演

(平成30年9月19日(水) 10:30 ~ 12:00)

現代アートによる地域振興の試み~ベネッセアートサイト直島のキセキ~

福原 賢一(株式会社ベネッセホールディングス 代表取締役副会長)

 瀬戸内海は、日本で最初の国立公園に指定されるほどの美しい景観と豊かな歴史と文化に恵まれた地域でしたが、日本の近代化の中で島の隔離性を利用され、精錬所や産廃の投棄場所、ハンセン病の療養所等の近代化の負の遺産を背負わされてきました。時代の波に翻弄され、過疎の島であった直島・豊島・犬島が、単に美術館だけでなく過疎化で廃屋となった家屋や病院、学校等を現代アート作品として再生させることによって、今や「現代アートの聖地」と世界的な評価を得て内外から年間60万人をこえる来訪者が訪れるまでになりました。
 本講演では、海外のメディアから「直島メソッド」と名付けられたこの方法を、3年に一度の「瀬戸内国際芸術祭」として、12の島に拡大させ、会期中は内外から100万人を超える来訪者が集まる世界有数のアートフェスティバルにまで成長してきた30年の歴史を振り返り、お話しいただきます。

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