第6回 安全対策セミナー -海外活動における危険回避への対策-

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開催日時 平成30年9月21日(金) 13:30 ~ 17:00
開催場所 一般財団法人エンジニアリング協会
〒105-0001
東京都港区虎ノ門3-18-19(虎ノ門マリンビル10階)
TEL:03-5405-7201 FAX:03-5405-8201
参加費用 無料
定員 100名
募集期間 平成30年8月22日(水) ~ 平成30年9月20日(木)
共催 一般財団法人エンジニアリング協会、一般財団法人海外投融資情報財団、東京海上グループ
後援 外務省、独立行政法人日本貿易振興機構
お問い合わせ先 一般財団法人エンジニアリング協会 企画渉外部 安全対策支援室
TEL:03-5405-7201 FAX:03-5405-8201
担当:神吉、田中(裕)

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プログラム

基調講演 (13:30 ~ 14:30)

「海外での安全確保 ~政府の取り組みと皆様へのお願い~」

上田 肇(外務省 領事局 邦人テロ対策室長 兼 経済局 日本企業海外安全対策特別専門官)

 日本人が犠牲となったバングラデシュ・ダッカでの事件から2年。テロ事件は、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しています。また、テロに限らず,海外事業には自然災害や犯罪等の様々なリスクが伴います。
 海外において自らの安全を確保するための留意点や安全対策のための外務省の種々の取組のうち、企業の皆様にご活用頂けるツールをご紹介いただきます。

講演 (14:30 ~ 15:30)

「組織で取り組む緊急事態発生時の対処要領」

廣瀬 幸次(株式会社オオコシセキュリティコンサルタンツ シニア・コンサルタント)

 有事の際に対応できるかどうか不安を抱く危機管理担当者は多いと思われますが、その理由は実際に経験できる機会が少ないから、ではないでしょうか。今回のセミナーでは危機管理責任者を歴任した講師が実務経験を踏まえて有事対処要領をご説明してQ&A方式で参加者に問題を提起、参加者に個別企業の危機管理体制の実態を踏まえて質問にお答えいただくことで、有事対応要領のポイントを確認いただきます。講演の後半では、海外でテロ事件が発生した際の初動対応について机上訓練(シミュレーション)を行い、参加者に有事対応要領を習得して頂きます。


15:30 ~  コーヒーブレーク

講演 (15:40 ~ 16:40)

「海外事業におけるリスクマネジメントの重要性」

深津 嘉成(東京海上日動リスクコンサルティング株式会社 ビジネスリスク本部 主席研究員)

 近年多くの日本企業が積極的に海外進出を進めている一方、有識者からは企業の「グローバル化」は一般にイメージされるほどは進展していないとの指摘があります。企業のグローバル化は依然発展途上であると認識し、体制強化に取り組む必要があります。
海外事業においては多様なリスクが存在する上に、海外においては現地従業員の教育やリスク情報の収集が課題となることが多いので、リスクマネジメントが十分実践できていない例もみられます。 企業としては海外リスク情報の収集体制の構築の他、本社・現地拠点が連携したリスクアセスメントを行い、現地体制を構築・強化し、コミュニケーション、教育・訓練を実践することが求められます。
 海外進出を展開する企業においては、どのようにリスクをとらえ、対応体制を構築すべきなのか、具体的事例を挙げながら、解説致します。

16:40 質疑応答

   16:50 閉会

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