第283回ビジネス講演会(2019年6月11日)

変化する湾岸地域の政治・経済・安全保障
~トランプ、ムハンマド皇太子時代の変化とリスク要因
講師:福田 安志 様(独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所 新領域研究センター 上席主任調査研究員)

開催日時 2019年6月11日(火) 10:30 ~ 12:00
開催場所 エンジニアリング協会 会議室
〒105-0001
港区虎ノ門3-18-19(虎ノ門マリンビル10階)
TEL:03-5405-7201 FAX:03-5405-8201
参加費用 無料(会員限定)
定員 100名
募集期間 2019年5月9日(木) ~ 2019年6月10日(月)
お問い合わせ先 一般財団法人エンジニアリング協会 企画渉外部
TEL:03-5405-7201 FAX:03-5405-8201
担当:児山、東海林

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プログラム

講演

(2019年6月11日(火) 10:30 ~ 12:00)

変化する湾岸地域の政治・経済・安全保障~トランプ、ムハンマド皇太子時代の変化とリスク要因

福田 安志(独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所 新領域研究センター 上席主任調査研究員)

 原油価格が上昇してきていることを受けて、湾岸産油国の財政は好転しつつあり、経済にも明るい見通しが増えつつあります。しかし、中東は大きな転換期にあり、ビジネスをめぐる環境も大きく変化しようとしています。例えば、サウジアラビアでは、政府の新しい経済政策である「ビジョン2030」の下で官民パートナーシップ(PPP)が推進されており、企業が長期間事業に関与する形のビジネスも増えています。ビジネス展開においては20年、30年という長期的視点の必要性がこれまで以上に強まっています。
 湾岸産油国の政治や経済が長期的に安定していることが望ましいが、転換期のサウジアラビアなどでは目に見えない水面下で不安定化要因も強まっています。本講演会では、サウジアラビアを中心にして、カショギ氏殺害事件とその政治への影響、経済の現状と影響、アメリカ軍の湾岸からの撤退の影響などを検討し、サウジアラビアを中心とした湾岸地域の政治・経済の現状と今後の方向性について、ご講演いただきます。イランやカタールとの関係にも触れられる予定です。
 経営幹部の皆様を始め、海外営業部門、中東関連プロジェクト担当の皆様など幅広い分野の方にお聞きいただければ幸いです。

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