第297回ビジネス講演会(2019年9月25日)

成長を支えるための海外M&Aとそのリスクヘッジ・コントロールの手法
講師:中田 順夫 様(日比谷中田法律事務所 代表パートナー弁護士)

開催日時 2019年9月25日(水) 10:30 ~ 12:00
開催場所 エンジニアリング協会 会議室
〒105-0001
港区虎ノ門3-18-19(虎ノ門マリンビル10階)
TEL:03-5405-7201 FAX:03-5405-8201
参加費用 無料(会員限定)
定員 100名
募集期間 2019年8月27日(火) ~ 2019年9月24日(火)
お問い合わせ先 一般財団法人エンジニアリング協会 企画渉外部
TEL:03-5405-7201 FAX:03-5405-8201
担当:小倉、東海林

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プログラム

講演

(2019年9月25日(水) 10:30 ~ 12:00)

成長を支えるための海外M&A とそのリスクヘッジ・コントロールの手法

中田 順夫(日比谷中田法律事務所 代表パートナー弁護士)
                (キリンホールディングス㈱および日本電気㈱の各社外監査役)

 ビジネスのグローバル化の中、海外展開のツールとしての海外M&Aは避けて通れない重要課題となっています。しかしながら、海外M&Aは飛躍の契機になるとともに、他方で会社存亡の危機に陥りかねない大きなリスクも包含しています。
 また、最近になり日本企業による海外M&Aも新たな段階を迎え、従来の「地域拡大型」の大型M&Aから「newbusiness/new technology 獲得型」にその目的・内容が変わり、案件規模も相対的に小型化し、従来の「絶対に失敗が許されないM&A」から「成功失敗を確率の問題として考えるM&A」に企業内での位置づけが変わり、その結果、社内での数値基準により総体としてリスク管理する企業も現れてきています。
 本講演では、毎年数十件の日本企業による海外M&A 案件にアドバイスされている中田弁護士より、その豊富な経験に基づき、①海外M&A案件に際し日本企業が陥りがちな失敗パターンのご紹介、②そのリスクヘッジやリスクコントロールのための伝統的な手法をご説明、③新たなリスクヘッジ手法としての表明保証保険の効用と限界を解説いただき、④最後に、企業内での数値基準設定によるリスク管理の手法をご紹介いただきます。

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