「《第332回 サロンドエナ》」開催のご案内

日時 平成23年2月16日(水)  16:30~19:00
場所 当協会 6階 CDE会議室
会費 3,000円(非会員 5,000円)(当日受付にて申し受けます。)
プログラム ● 講 演(16:30~18:00)
  [テ ー マ] 「マイティーホエール(浮体式波力発電)の教訓と今後の海洋エネルギー技術戦略」
  [講  師] 堀田 平 氏
独立行政法人 海洋研究開発機構 理事(工学博士)
  [講演趣旨] 近年、地球温暖化問題やエネルギー資源の需給逼迫等を背景に、世界各国で再生可能エネルギーとしての海洋エネルギーの利用拡大に向けた動きが活発化してきており、特に海洋油ガス開発で培った海洋関連技術に優位性を有する欧米各国(特に英国)が中心となって実用化に向けた取組を強化している。
我が国でも、大学、独立行政法人等の研究機関、一部の先進的企業等を中心にその実用化に向け技術開発を活発化させてきている。また、政府も新成長戦略のグリーン・イノベーションの一つとして、海洋エネギーの研究開発に力を入れつつあり、経済産業省をはじめとする関係省庁は、海洋エネルギー開発を推進するため、財政的にも支援を強化して行く方針である。
我が国にとって、海洋エネルギー開発・利用は新産業の育成、雇用の増加、地域経済の活性化、地球環境問題の解決等の種々の貢献が期待出来る反面、その開発・利用を実現するためには多くのハードルをクリアーしなければならない。
本講演では、海洋エネルギー開発の草分け的なプロジェクトであり世界最先端を走っていた"マイティーホエールプロジェクト"の研究開発から学んだ教訓を今後の海洋開発プロジェクトに生かしていく観点から、研究開発者に自らの言葉で今後の日本における海洋エネルギー開発利用の促進のための課題と克服策等について語って頂くこととする。

お問い合わせはこちら

PAGETOP