「《第313回 サロンドエナ》」開催のご案内

日時 平成21年1月14日(水)  16:30~19:00
注:開催時間がいつもより1時間前倒しになっておりますのでご留意願います
場所 当協会 6階 CDE会議室
会費 3,000円(非会員 5,000円)(当日受付にて申し受けます。)
プログラム ● 講 演(16:30~18:00)
  [テ ー マ] 「地球温暖化研究の現状と将来予測」
-異常気象との関わりを含めて-
  [講  師] 木本 昌秀 殿
東京大学 気候システム研究センター 教授
気象庁 異常気象検討会 会長
  [講演趣旨]

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第4次報告書でも述べられたとおり、人間活動による地球の温暖化はすでに進行中であり、今後ますます顕在化すると考えられる。温暖化に伴って、集中豪雨の増加や台風の強大化、あるいは地域によっては干ばつの深刻化も懸念されており、気候予測は人類社会の将来に深刻に関わってくる。
本講演では、温暖化の将来予測、その方法や科学的課題などを、世界最高速クラスのコンピュータ、地球シミュレータを用いた経験を交えながら紹介する。また、次のIPCC報告書の焦点となるであろう、近未来予測、炭素循環、雲や大気汚染の気候影響などホットな話題にも触れる。
昨夏の「ゲリラ豪雨」など、近年増加しつつあるように見える異常天候と温暖化の関わりについても議論したい。

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