第372回ビジネス講演会(2022年2月22日)

テーマ:英国の水素政策と水素ビジネスについて
共 催:在京英国大使館

開催日時 2022年2月22日(火) 15:30 ~ 17:00 ※午後の開催です、ご注意ください。
開催場所 Zoomにてライブ配信いたします。
参加費用 無料(会員限定)
募集期間 2022年1月28日(金) ~ 2022年2月21日(月)17:00迄
お申込 お申込は締め切りました。
資料 講演資料は会員限定ページ内の「各種講演会資料」に移動しました。
個人情報の取り扱い 本講演会に参加お申込みいただきました方の参加者情報(氏名、所属先、メールアドレス)を、差し支えなければ共催者の英国大使館に提供いたします。
参加申し込みの際に提供の可否につきご回答願います。
お問い合わせ先 一般財団法人エンジニアリング協会 企画渉外部
TEL:03-6441-2910 FAX:03-6441-2942
担当:寺田、伊藤、別府

       

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プログラム

講演

(2022年2月22日(火) 15:30 ~ 17:00)※午後の開催です、ご注意ください。

英国の水素政策と水素ビジネスについて

 本講演会では、英国の水素政策と産業における水素の活用事例や新しい事業機会をご紹介し、日本企業の現地進出のチャンスをご説明いただきます。
 英国ではボリス・ジョンソン首相の「グリーン産業革命」の新政策「10-Point Plan 」の下で、「実質排出ゼロ」が進められています。昨年10月の国連気候変動枠組条約第26回締約国会議 (COP26)を議長国として開催し、1.5℃目標に向かって世界が努力することが正式に合意されました。また、10月19日には、2050年までのネットゼロ達成に向け、Build Back Betterならぬ Build Back Greener と題する戦略を発表しました。
 戦略の序文で、ジョンソン首相は、「これまで、我々グリーン、即ち、長年愛してやまなかったものすべてを犠牲にすることだと考えてきました。否、2050年になっても、我々は、車を運転したり、飛行機に乗ったり、暖房で家を温めたりすることができるのです、しかもゼロエミッションで。」と述べています。同戦略では、目標実現の為の様々方針が示されていますが、2030年までに900億ポンド(約14兆2,200億円)の民間投資を呼び込み、44万人の雇用を支援する具体的な計画を示しています。
 本日のWebinarのテーマである水素は、前述の10ポイント計画の項目の一つに掲げられており、英国は、2030年までに低炭素の水素生産能力を5GWに拡大し、100%水素で電力・熱供給される水素タウン開発に最大5億ポンドを支援するとしています。また、昨年8月に発表された水素戦略では、目標達成のために、ブルー水素およびグリーン水素の開発を平行して行う、いわゆるtwin-track approachを打ち出しました。
 さて、本Webinarでは、英国の産官学から水素のエキスパート3名を現地とオンラインで結び、それぞれの立場から最新の情報を発信します。今回のWebinarが皆様のビジネスの発展の一助となることを期待します。
 経営幹部の皆様を始め、経営企画部門、営業部門、海外部門、技術開発部門の皆様など、幅広い分野の方にお聞きいただければ幸いです。

プログラム

同時通訳が選択できます。

15:30~15:40 開会挨拶;英国大使館
公使参事官 貿易・対英投資ダイレクター
ダレン・ゴフ
15:40~16:00 講演1【英国の水素市場の現状と開発動向】
Celia Greaves, CEO UK Hydrogen and Fuel Cell Association
英国最大の水素団体、英国水素燃料電池協会創始者
UK Knowledge Transfer Network 、the US Electric Power Research Institute 等国内外の団体と連携し、水素産業の発展に貢献
英語/同通
16:00~16:20 講演2【最新の水素技術の動向と課題】
Professor Paul Dodds, Professor of Energy Systems, UCL Energy Institute, UCL Institute for Sustainable Resources
ロンドン大学にて水素が暖房や道路輸送を脱炭素化する可能性を探る等、水素および燃料電池技術の社会経済課題の論文を多数発表。水素への転換を含む燃料ネットワークの論文は、英国の重要政策と研究課題を示唆し、英国のガス供給網の将来シナリオに貢献
英語/同通
16:20~16:40 講演3【日英連携による新たな水素インフラビジネス創出の可能性】
Chris De Beer, Global hydrogen lead, Mott MacDonald
世界最大級のコンサルタント企業、モットマクドナルド社のグローバル水素部門リーダー、水素燃料電池システム博士。エネルギーシステム開発と水素経済の事例開発への12年に及ぶ経験と、その過程で培った水素コミュニティとの深い関わりを持つ。
英語/同通
16:40~17:00 質疑応答 和英/同通
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