2022年度 第2回 エンジニアリングの最新DXセミナー第2期


本セミナーは経済産業省支援のもと、国際標準部会・規格開発研究部会が企画し、海外の第一線で活躍する有識者の方々をお招きして、海外で進む真のDXの姿を全7回に渡りご紹介いただきます。

テーマ:第1部「世界のバルブ産業界からDXに寄せる期待」
    第2部「忍び寄るデジタル化の波 - 手動弁、自動弁のDXを考える」
講 師:奥津 良之 様(日本工学会フェロー、(一財)エンジニアリング協会 規格開発研究部会、国際標準部会所属)
    山崎  洋 様(フリーランスコンサルタント、(一財)エンジニアリング協会 規格開発研究部会、国際標準部会所属)

開催日時 2022年9月22日(木) 10:30 ~ 12:00
開催場所 Zoomにてライブ配信いたします。
参加費用 無料
募集期間 2022年8月23日(火) ~ 2022年9月21日(水) 17:00迄
お申込 お申込は締め切りました。
資料 第1部 資料 第2部 資料
お問い合わせ先 一般財団法人エンジニアリング協会 企画渉外部
TEL:03-6441-2910 FAX:03-6441-2942
担当:鶴巻、伊藤、別府

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プログラム

講演

(2022年9月22日(木) 10:30 ~ 12:00)

第1部「世界のバルブ産業界からDXに寄せる期待」
第2部「忍び寄るデジタル化の波 - 手動弁、自動弁のDXを考える」

第1部 奥津 良之
日本工学会フェロー・JABEE(日本技術者教育認定機構)フェロー、元、アズビル株式会社、現、国士舘大学客員講師 、(一財)エンジニアリング協会 規格開発研究部会、国際標準部会所属、IEC/TC 65/SC65B/WG 9 ( 調節弁 )Expert (1995~ ) 元・IEC/TC 65/SC65B/JWG 17* ( 調節弁のLOPs )Convenor ( *2011~2018 ) (一社)日本バルブ工業会調節弁規格作成委員会・IEC委員会 委員長 ( 2017~ )

産業用コンビナートの現場には数多(あまた)の多様な調節弁が設置され、輸送流体エネルギ-の調節を行っています。制御対象のプロセス仕様が極めて多様(高温・極低温・超高圧・真空・腐食性・高速 応答・高レンジアビリティ・緊急遮断・・・)であり、調節弁形式の種類・仕様や付属品(アクセサリー)の組み合わせは、必然的に極めて多様となっています。
ここでは調節弁の抱える技術課題と保守/保全課題などについて考え、コンピュータ可読のDX情報交換の必要性と期待についてお話しいただきます。

第2部 山崎 洋
フリーランスコンサルタント、元、アズビル株式会社 、(一財)エンジニアリング協会 規格開発研究部会、国際標準部会所属 、ISO/TC 184/SC 4/WG 3,13,22 国内委員, IEC/TC 3/SC 3D/WG 2 Expert , IEC/TC65/国内委員

現在、DXの波が押し寄せていますが、バルブのDXとは何をすればよいのでしょうか。
そもそも「バルブの製品情報をデジタル化して利用すること」と「DXとして業務を改善すること」との間には大きな隔たりがありそうです。
油圧・空気圧機器にも "Digital Nameplate" や "Identification Link" の技術を利用することで、デジタル化への参入機会が増えてきてます。ただし、デジタル技術適用後に、いかに業務改革に結びつけるかが難しいところです。
更には、「製品仕様記述のための共通辞書(IEC/CDD)」の技術を調節弁の分野に応用することにより、日本のバルブ製品が国際的に認知される可能性も増えてきています。手動弁もこれに追随しなければなりません。
現場での保守・サービス業務のDX化や、受注・発注の自動化を目指す調節弁のDX化(製品仕様のIEC/CDD登録とその利用)の状況を見ながら今後の姿につきお話しいただきます。

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