PMBOK®Guideコース SP-A3

見て触れて理解が進むWBSを核にしたプロジェクトの成果管理

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当講習会の特長

  • ※経験豊富なコンサルタントによる演習重視の実践的プログラム
  • ※成果管理の核心を捉え、具体的且つビジュアルで判り易いと好評
  • ※PMP®&CAPM®受験用としてポイント付与対象
  • ※PMS資格継続ポイント付与対象

開講の目的

プラント建設、土木工事等のプロジェクトの成否は、プロジェクト管理の良否に大きく依存しています。
プロジェクト管理の手法には様々なものがありますが、米国で開発されたPMBOK®(Project Management Body of Knowledge)が世界中で最もよく利用されています。この手法は、複数のプロジェクト管理要素が相互に関わり合って効果を発揮するものですが、実務に適用するには、かなりの熟練と知識を必要とします。
本講座は、PMBOK®Guideにおけるプロジェクト管理の骨格であるWBS(Work Breakdown Structure)を正しくかつ実務に適した内容で理解すること、またPMBOK®Guideで示される9つの知識エリア(スコープ、時間、コスト、品質、人的資源、コミュニケーション、リスク、調達、統合管理)のうち、プロジェクト管理により関わりが深い他の管理要素(スケジュール、コスト、管理組織、コミュニケーション、統合管理)とWBSとの統合の方法を理解し、これを実務で活用するための知識やノウハウを取得することを目的としています。

特にご参加いただきたい方

  • 数年以上のプロジェクトの実務経験を有し、プロジェクトマネジャー又はプロジェクト管理要員を目指す方。
  • プロジェクト管理の手法は実務を通して一通り理解しているが、WBSとスケジュール、管理組織、資源動員管理、出来高管理等の相互関係・統合方法が今一つすっきり理解できない方。
  • プロジェクト管理の手法についてPMBOK®Guide等を通じて一通りの知識を有しているが、これを実務に適用するための実践的なノウハウを会得したい方。

本講座の参加者はPMBOK®Guideに示すプロジェクト管理に必要な知識エリアに付き、入門レベル相当の理解をしていることが前提です。

講座の特徴

本講座では、PMBOK®Guideで示されるプロジェクト管理に必要な9つの知識エリアのうち、プロジェクト管理により関連が深い知識エリア、即ち、スコープ(特にWBS)、時間(特にスケジュール)、コスト・調達(特に遂行資源)、人的資源(特に管理組織)、コミュニケーション(特に成果測定/評価)及び統合管理(各管理要素を統合したプロジェクト管理)に的を絞り、これらが相互に関連し合って統合管理として融合され、プロジェクト管理にどの様な効果を発揮するかを、演習を交えて平易に解説します。受講者は、本講座で得た知識を職場に持ち帰り、担当するプロジェクトのパフォーマンス向上に貢献することができます。
また本講座は、プロジェクト経験が浅い受講者にも理解し易いように、"見て触れて理解が進む"をキーワードにして演習(キットを使用した統合管理手法の立体模型の組立て、プラント建設等の仮想プロジェクト管理)を多く取り入れた構成にしています。
※講座の解説で想定するプロジェクトの規模はプロジェクトメンバーが数十名以上のものを想定しています。

講座の進め方

本講座は、数名のグループに分かれ、次の要領でテキスト学習、机上演習、演習成果の考察・発表、グループ間の情報交換・質疑応答を随時取り入れながら進めます。

  • ①テキストを用いたプロジェクト管理に関する計画と実践の知識習得。
  • ②演習キットを用いた、グループメンバー協働による統合管理の仕組みの立体的組立て。
    併せてグループ間での意見・情報交換。

本講座は全時間の半分以上を演習に充てます。本講座による研修成果を受講者の実務イメージに繋(つな)ぐため、統合管理手法の立体模型の組立てを通して、プロジェクト管理要素の相互関連・統合の仕組みを受講者の脳裏にイメージとして焼き付けるためです。
最後に総合演習で、各グループで仮想プロジェクトを設定してそのプロジェクト管理計画(WBS、スケジュール、役割分担表等で構成)を作成し、仮想の消費実績を用いて出来高管理手法を用いた成果分析・評価を行います。これにより本講座で学んだ知識の定着・発展を図ることができます。

講師紹介

城戸俊二 (有)デム研究所 代表取締役
昭和37年4月東洋エンジニアリング(株)入社、石油精製プラント、化学プラントなどの設計、建設、およびプロジェクトマネジメント等を担当し、平成10年2月 定年退社。
平成10年4月(有)デム研究所を設立。プロジェクトマネジメント教育、同手法導入コンサルティング、オイルメジャー系国内石油精製会社のタンクヤード改造プロジェクトのプロジェクトコントロールマネジャー等を行い現在に至る。
(現)日本プロジェクトマネジメント協会理事。
(元)エンジニアリング協会プロジェクトマネジメント基礎講座(現行:PM実務習得コースL2)講師、同協会でプロジェクトマネジメント関連研究活動多数。

PMBOKは、プロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute, Inc.)の登録商標です。
A Guide to the Project Management Body of Knowledge, (PMBOK®Guide)- Fifth Edition, Project Management Institute, Inc., 2013

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コース概要

【開催日】
平成24年度第2回:2013年2月21日(木)~22日(金)

【会場】
一般財団法人エンジニアリング協会  10階会議室
住 所 : 〒105-0001
東京都港区虎ノ門3-18-19(虎ノ門マリンビル10階)
地図

【定員】
24名(先着順に受け付け、定員になり次第、締切らせて頂きます)
お振り込みいただいた参加費は、ご返金できませんので、予めご了承下さい。
申し込まれた方が出席できなくなった場合は、代理の方がご出席下さい。

【留意事項】
研修効果があがるようにカリキュラムが作られておりますので、必ず同一人の方が2日間継続してご受講ください。

【プログラム】
こちらをご覧ください(プログラム案)

【受講料(消費税込)】

一 般 39,900円
賛助会員企業 59,850円

*参加費には資料代を含みます。

【申込方法】
申込みは締め切りました。

【参加費支払方法】
2月19日(火)までに次の銀行口座にお振込みください。
(お申込み受付後、請求書を発行いたします。支払期日が遅れる場合は相談に応じますので、お気軽にご連絡ください。)
みずほ銀行本店普通預金口座 1824021 
口座名:一般財団法人エンジニアリング協会

【お問い合わせ先】
一般財団法人エンジニアリング協会 産学人材開発部 溝川、永谷

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