一般財団法人エンジニアリング協会

宮城県仙台市出身、１９７９年生まれ。
東北大学工学部機械知能学科卒業、一橋大学大学院法学研究科修了。
株式会社東芝で企業法務として海外に発電所を建設するプロジェクト、国際仲裁案件、海外企業買収案件等多数の海外案件に携わり、その後独立され、英文契約、特に海外でプラント・インフラ・その他の建設契約のチェックの仕方について指導する『本郷塾』を立ち上げ、現在に至っています。
著書に『ＥＰＣ契約の請求実務がわかる本』『英文ＥＰＣ契約の実務』をはじめ多数ご執筆。

EPC契約において請負者が成功を収めるためには、納期延長や追加費用のクレームを適切に行うことが必要不可欠です。そのためには、クリティカルパスについての正しい理解が欠かせませんが、意外とクリティカルパスについての理解がおろそかなまま発注者との契約交渉やクレーム手続きに入ってしまい、期待していたような納期延長・追加費用を認めてもらえないケースがあります。
そこで今回の講演では、以下について、法務・プロジェクト部門だけでなく、他の部門の方々にもわかるように解説いただきます。

　① ある仕事が遅れた場合のクレームの流れ
　② クリティカルパスとフロート（フロートは誰のもの？）
　③ 同時遅延とクリティカルパスの関係