一般財団法人エンジニアリング協会

弁護士事務所勤務を経て1981年にアメリカ合衆国国務省に入省し、外交官として活躍する。駐日アメリカ大使館で安全保障部の副部長や沖縄総領事等を歴任し、アメリカ合衆国国務省東アジア・太平洋局日本部長を務め、東日本大震災では「トモダチ作戦」の調整官として被災地支援に奔走した。日本駐在は19年間に及び、足掛け29年間に亙って日本関係の業務に従事。退官後は、民間コンサルティング会社に上級顧問として勤務する。日本語が堪能で、奥様が日本人という無類の日本通。法務博士、弁護士。

現在と将来の中国を巡るリスクを考える上で、まずは中国の急速な経済成長と安保戦略について、その背景についての解説をいただきます。その上で日米安全保障体制のもとで日本と米国はどう対処しているかについて、また今後考えられる安全保障や経済的な影響等に関する幾つかのシナリオについてお話を伺います。