一般財団法人エンジニアリング協会

欧州を中心とした国際社会では産業データ連携の動きが活発化しています。
こうした動向は、脱炭素や資源循環など産業全体の課題に対する一つの解となると同時に、新たな市場創出の機会と見なされています。
本講演ではCatena-X（自動車のバリューチェーン全体でデータを共有するためにドイツで設立されたアライアンス）やManufacturing-X（企業・業界間の垣根を超え、各企業が事業を通じて蓄積したデータを共有して新たな価値の創出を目指そうとする取り組み）を読み解くと共に、国境を越えて動き始めたこの様な取り組みの紹介を行い、日本企業がどのように対応してゆくべきかについて考えるヒントをご提供致します。