PMセミナー
SP-X 先の見えない時代を乗り切るためのプログラム&プロジェクトマネジメント(P2M)入門
セミナー開講の背景、狙いおよび特徴
エンジニアリング協会(ENAA)が2024年度に発行した「エンジニアリング産業の実態と動向」(エンジニアリング白書)では、会員企業向けアンケートの結果、エンジニアリング産業の課題として「新規事業の展開」(2位)、「環境問題への貢献」(3位)、「DXの推進」(4位)が上位を占めました。これらの課題解決には、従来の目的達成型プロジェクトマネジメントとは異なり、ゴールが必ずしも明確でなくとも達成すべき成果を想定し、探索的に検証しながら提供者と利用者とが価値を共創していくマネジメント手法が必要となります。
ENAAでは現在主にPMBOK Guide第6版をベースとして達成すべきゴールが明確なプロジェクトのマネジメント手法を学ぶ講座を多数提供しておりますが、それらに加えて上記のような新しいニーズに対応するプロジェクト(+プログラム)マネジメント講座を提供していくことも必要であると考えました。
ENAAと歴史的につながりの深い日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)では、「P2M(プログラム&プロジェクトマネジメント)標準ガイドブック(以降、P2Mガイド第4版と略)」を刊行しており、その中にはミッションプロファイリング、プログラム・プロジェクト成功7つの鍵など、“先の見えない課題”の解決に資する考え方、手法が多く盛り込まれています。
この度ENAAはPMAJと共催して本講座を開講することと致しました。皆様奮っての受講申し込みをお待ちしております。
参考)
・ENAA エンジニアリング白書 2024年度: https://www.enaa.or.jp/information/pub/white-paper/page?id=70751
・ENAA協会史: https://www.enaa.or.jp/about/history
・日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)沿革: https://www.pmaj.or.jp/kyoukai/enkaku.html
・P2Mガイド第4版 刊行および概要しおり 公開ページ(1/2): https://www.pmaj.or.jp/kyoukai/oshirase_240710.html
・P2Mガイド第4版 刊行および概要しおり 公開ページ(2/2): https://www.pmaj.or.jp/p2m/koho/p2m_shiori.html
(P2Mガイドは、日本能率協会マネジメントセンターおよびアマゾン等の通販サイトよりご購入頂けます。)
参加対象 ☞ 特にこの様な方々に参加をお勧めします
業種を問わず企業の中で、GXなどの新規事業開発、新商品・サービス企画、DXなどのシステム開発、業務改善、中期経営計画などを担当する方々にお勧めです。
実施要領
開催日時 | 2025年2月26日(水) 13:00 ~ 17:30 |
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開催形式 | 本セミナーは、会場(ENAA)またはオンライン受講(Zoom)のどちらかを選べるハイブリッド形式で行います。 オンライン受講上の留意点 |
定員 | 会場受講:24名、オンライン聴講:30名 (定員になり次第締切ります。) (オンライン受講者が定員を超えるなどした場合には会場受講への変更をお願いすることがありますので予めご了承ください。) |
受講料 | 賛助会員企業: 6,000円、一 般: 9,000円(消費税込) |
申込受付期間 | 2024年12月24日(火) ~ 2025年2月19日(水) ※お申込受付は定員になり次第、締め切ります。 |
お問い合わせ先 | 一般財団法人エンジニアリング協会 TEL:03-6441-2910 FAX:03-6441-2942 担当:矢島 |
講師陣
プログラム
時間 | 講義内容/講師 |
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13:00~13:15 | 開講挨拶 / セミナー開講の背景と目的など / ENAA |
13:15~14:45 (途中休憩有) |
セッション1 先の見えない時代のマネジメントとは? / 加藤および米澤 ・ PMBOK Guideを始めとするプロジェクトマネジメントの世界的な潮流、歴史的変遷を振り返ります。その上で、P2Mガイドを日本が提唱、刊行する意義を解説いたします。 |
14:45~16:15 |
セッション2 プログラム統合マネジメントとプログラムデザイン / 加藤または米澤 ・P2Mガイドが提唱する、プログラムマネジメントの基本的手法、ミッションプロファイリング、 3Sモデルなどを解説いたします。 |
16:15~17:30 | セッション3 ミッションプロファイリングに関するワークショップ / 加藤、米澤および深尾 ・セッション2で解説された手法、モデルをENAAやPMAJの会員企業が関心のありそうな事例も交えながら、受講者をグループ分けして演習して頂きます。 |
【開催案内】:SP-X PAMPHLET
共催:特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)
PMP®資格保持者が必要とする継続教育の認定単位「PDU」の対象セミナーです。
コース修了後、希望者にPDU申請に必要となるPDU証明書、PMP®受験用の受講証明書を発行いたします。
本コースでは4.0PDUs取得できます。
PMI® Authorized Training Partner (ATP)シールは、Project Management Instituteの登録商標です。
"PMI"、"PMP"は、米国Project Management Institute, Inc. (PMI)の登録商標です。
【講師1】
加藤 亨(かとう とおる)氏
1978年 千代田化工建設入社
入社後様々な情報化プロジェクトを担当
その後グループ企業の執行役員、社長を歴任
現在日本プロジェクトマネジメント協会理事長
【講師2】
米澤 徹也(よねざわ てつや)氏
1978年 東洋エンジニアリング入社
入社後、設計、プロジェクト部門、プロジェクト管理部門にて様々なプロジェクトを担当
現在日本プロジェクトマネジメント協会理事および
PMI日本支部アドバイザー
【講師3】
深尾 祐樹(ふかお ゆうき)氏
2013年 日鉄エンジニアリング入社
2017年 PMP資格取得
2018年 PMS資格取得
2023年 PMR資格取得
2020年より社内DX化推進を担当