【GEC 計測技術研究会】計測技術シンポジウム2025
~インフラ検査技術と物理探査の融合 地下空間の可視化と持続可能な社会への貢献~ (Zoomウェビナー)

本シンポジウムは計測技術研究会が企画し、国内における第一線の有識者の方々をお招きして最新の計測技術に関連した話題を講演いただきます。

開催日時 2025年12月3日(水) 13:00~17:00
開催方法 会場聴講とZoom ウェビナーのハイブリッド
【会場】一般財団法人エンジニアリング協会 A・B会議室
    〒106-0041
    東京都港区麻布台1-11-9(BPRプレイス神谷町9階)<地図

【オンライン】Zoomウェビナーによるライブ配信
参加費用 無料
定員 【会場】20名
【オンライン】100名
募集期間 2025年11月4日(火)~12月1日(月)
お申込み 「お申込みはこちら」ボタンからお願いします。

※本シンポジウムはどなたでもご参加いただけます。
※開催日前日に、参加をお申し込みの方全員にZoomウェビナー登録用URLをメールにてお送りします。
 Webでの聴講はメール記載のURLよりウェビナー参加登録をお願いいたします。
※会場でご参加をお申込みの場合でも、都合によりWebでのご参加に変更をお願いする場合がありますことをあらかじめご了承ください。
※本シンポジウムでは参加証を発行できます。(要アンケートへのご回答)

お問い合わせ先 一般財団法人エンジニアリング協会 地下開発利用研究センター
TEL:03-6441-2923
担当:中川

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プログラム(2025年12月3日(水)13:00 ~ 17:00)

開会挨拶 地下開発利用研究センター 所長 田中 耕一(13:00~13:05)
趣旨説明 計測技術研究会 委員長 谷 卓也(13:05~13:15)

 

【基調講演】 国民の生活を災害から守り、社会のインフラを維持するために土木技術者は何をすべきか(13:15~14:20)

西垣 誠(国立大学法人 岡山大学 名誉教授)

異常気象による自然災害から国民の命と財産を守るために、災害が起こる前に、災害の予測、対策、モニタリング、そして対策の維持管理をする社会をどのように確立するべきかを提案する。さらに、現状のインフラシステムの健全性の診断や、新しい修復技術等の開発について述べる。
具体的には、以下の項目についてのお話をする。
 (1)地震による地盤災害の対策
 (2)津波対策の夢
 (3)洪水対策の夢
 (4)DASによる地盤内の可視化
 (5)自然斜面崩壊対策
 (6)モニタリング

 

休憩(14:20~14:35)

 

【講演1】 ダークファイバのインフラモニタリング利用について (14:35~15:25)

今井 道男(鹿島建設株式会社 技術研究所 上席研究員)

光ファイバは、インターネットなどの通信に使われる細いガラスの線ですが、実はセンサとしても使うことができます。光ファイバの中に光を通すと、わずかに光が散乱しますが、この散乱光はその場所のひずみや温度の変化に影響を受けます。これを利用したものが光ファイバセンサです。一般的な電気式センサは、決まった場所の情報しか得られませんが、光ファイバセンサは光ファイバに沿った全長の情報を網羅的に得られます。そのため、橋やトンネルなどのインフラを長い期間にわたってモニタリングする方法として注目されています。一方、わが国には既に光ファイバ通信ケーブルが張り巡らされており、その中には「ダークファイバ」と呼ばれる予備の線も含まれています。本発表では、光ファイバセンサを使ったインフラモニタリングの実例を紹介しながら、ダークファイバと光ファイバセンサを組み合わせることで実現が期待される新たなモニタリングの姿についてご紹介します。

 

【講演2】 道路陥没を防ぐための下水道管路管理とは―八潮市道路陥没事故からの教訓―(15:25~16:15)

深谷 渉(管清工業株式会社 本社技術部 部長(兼任)管路管理総合研究所 所長)

令和7年1月に八潮市で発生した下水道管路に起因する大規模な道路陥没は、下水道管路が抱える潜在的なリスクを浮き彫りにし、従来の管路管理方法や管理基準に一石を投じるには十分すぎる大きな事故であった。
陥没に至った理由やメカニズムはどのようなものであったか、どうすれば陥没を防ぐことができたのか、今後の管理のあり方はどう変わっていくのか、八潮市道路陥没事故から得られた教訓や、国の動向、最新の研究報告を紹介しつつ筆者の独自目線で報告する。

 

総合討論 (16:15~17:00)

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