2021.07.19「梅雨明け宣言」から思う事...。

先週金曜日、関東甲信越地方および東北地方において梅雨明けが発表されました。
毎回気になるのは、気象庁発表において「梅雨明けしたと思われる」という微妙な表現。
明確に「関東地方は、7月16日に、梅雨明けしました」と言えないのはなぜなのでしょうか?

実は「梅雨明けに関する明確な基準」がなく、気象庁や地域気象台において担当部署が独自判断(?)しているからとの事。
つまり自信がないってことなの…?
ちなみに立秋までに判断できない場合は「梅雨明けを特定しない」として記録される場合もあるとか?
実際に昨年の東北北部は、「梅雨明けを特定しない」と記録されています。

気象情報は農作活動やビール消費等の経済活動にも影響を与えますが、昨今ではエネルギー計画(例えば、太陽光発電、風力発電)にも多大な影響を与えます。
最近のエネルギー基本計画においては、
2030年は新技術が間に合わないので、急速な対応手段として「太陽光発電を倍増する」としていますが、その建設費用だけで約2兆円がかかるとか...。
CO2削減に効果があるため推進すべきなのですが、その土地取得のために森林を伐採するようでは意味がありませんからよろしくお願いします。
(役所などの公共施設に屋上に太陽光パネルを設置するのだそうですがね…。)

なお世界公約した2030年、2050年において、
「CO2が〇〇%削減したと思われる」との表現は世界に通用しないと...「思われます」。

(本日の担当:k)

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