2021.07.16ライ麦畑でつかまえて

TVで言っていたのですが、
本日は、世界的ベストセラーとなったJ.D.サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」が発行されて70年目の日だとか...。
著作を読んだことがある妻が、「主人公ホールデン・コールフィールドが、白髪、長身」ということで「あなたに共通性があるのよ」と横でつぶやきました。
たった数日間のニューヨークでの出来事を綴った著書なのですが、内容が濃く、読後に受ける評価は極端に分かれています。

そういえば「タイトル」についても、未だに議論を呼んでいますね。
「ライ麦畑でつかまえて (ほしい) 」という受動的な意味を創造させますが、原作では「ライ麦畑でつかまえる (人) 」という能動的な内容。
初版時の翻訳者(野崎孝氏)があえてそのようにしたようで、J.D.サリンジャーの本当の意図を知っているかのような野崎氏ならではの名意訳と思います。
その後、村上春樹氏が同著を再翻訳した際にはタイトルを原著ままの「The Catcher in the Rye」にしてましたが...。

さて、協会でのベストセラー(?)といえば、「ENAA国内プラント建設契約モデルフォーム」。
国内向けの建設契約標準約款として、2004年に発行し、2011年改訂、2020年に再改定を行い、現在もなお売れ続けています。
海外版も発行しており、改訂版も発行する予定です。
宜しければ、書店もしくは協会までお求めください。

ちなみに「ライ麦・・・」の主人公ホールデンと私の共通点、「もう一つある」と妻が続けます。
「ひねくれもの」・・・。

今日の天気と同じですが、ちょっとブルーな気持ちになっています。

(本日の担当:k)

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