2021.10.01ブレークスルー

辞書には「困難や障害を突破すること」と記されておりポジティブなイメージ。
ただ最近は、「ブレークスルー感染」という言葉が飛び交い、ネガティブイメージが定着していますよね。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除された今日、約60%の日本国民が2回目のワクチン接種を済ませたところですが、それでも、ウイルスが突破し、感染が生じてしまう可能性はあります。

ワクチンにより、免疫を獲得して抗体ができても、経時変化と共に段々抗体の量は少なくなっていきます。
抗体の量が少なくなっても、感染後は直ちに抗体を作り出すので重症化を防ぐことはできるのですが、発病や感染を防ぐのには間に合わないそうです。
イスラエルの場合、早期にワクチン接種が済んだものの、デルタ株に置き換わってしまったことに加え、2回の接種が終了してから半年前後経ってしまったことも影響しブレークスルー感染が増えているようです。

ただしブレークスルー感染は軽症です。
米国CDCのデータに基づき「ワクチン接種を済ませた人が、ブレークスルー感染のために亡くなる恐れは0.001%未満」と報告されています。

協会で最も早くワクチン接種を済ませたのがM専務理事。
従って、体の中の抗体が少なくなっていますのでブレークスルー感染する可能性が最も高い方と言えるでしょう。
10/15(金)に開催するエンジニアリングシンポジウムでは司会を担いますがアクリル板内におり、会員企業の皆様と接触機会は少ないと思います。
当日はご安心して会場(一ツ橋ホール)にお越しください。

ただ時折、アクリル板から突破(ブレークスルー)されるかもしれませんが…(笑)。

(本日の担当:k)

PAGETOP