2021.11.16七五三

昨日、11月15日は「七五三」でした。
子供の成長を祝う行事で、毎年11月15日に男の子は数えで3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年に、成長を祝って神社・寺院などに参詣するのが、慣例となっていますが、最近は11月15日にこだわらず10月から11月の間に行われるようになっているようです。

昔は、子どもの生存率が低かったため、「7歳までは神の内」といい、7歳を過ぎてようやく社会人への第一歩を踏み出せると考えられていたため、「七五三」は「子どもの厄除け」としての意味も持ち、「(千歳飴の)千歳」の言葉には「千年まで健康で長生きしますように」という想いも込められているのだそうですね。

この千歳飴。
飴は伸ばすとどこまでも伸びていくことから、長寿を連想させる縁起物で、長い飴を食べることで「細く長く」、そして「粘り強く」いつまでも元気で健やかに成長しますようにと祈願する意味があるのだそうです。
ただし形状は、「直径1.5cm、長さ1m以内」と決まっています。
時代は変化していますが、千歳飴は昔のままの形で、現在も子どもたちの手に渡ります。
時を越えて、子どもの成長を願う親の思いがしっかりと受け継がれているようです。

なお袋には、「鶴」「亀」「松竹梅」「高砂の尉と姥」といった縁起物の絵柄が、色鮮やかに描かれていますよね。
協会も、偶然ながら、上記のうち「竹」と「梅」以外は、全て揃っており、実はとても縁起が良い機関なのです(笑)。

子供たちだけでなく、大人の皆様におかれましてもいつまでもお元気に過ごしいただけますように...。

(本日の担当:k)

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