2021.11.15紅葉(もみじ)と楓(かえで)

ようやく紅葉の季節になりました。
標高の高い場所から始まり、徐々に下に降りてくるので、今月一杯は街も色鮮やかになりそうですね。
偶然ですが、先日、協会にいらっしゃった官庁の方のお名前が「楓さん」。
季節通りのご登場でした。

さて、そんな今日、「モミジ」と「カエデ」について一言。
どちらも「カエデ科カエデ属」に分類されるため、植物分類上は区別がないそうですが、
一般的には、葉の切れ込みが深いものが「モミジ」、切れ込みが浅いものが「カエデ」と呼ぶようですね。

一方、名前の由来は、
「モミジ」は、染料をぎゅっと揉んで染色するという意味の「もみづ(揉出)」という言葉を語源として、木々の葉が色づく様子を示す動詞だったそうで、「紅葉」と書いて「モミジ」と読むようになりました。
「カエデ」は、形が蛙の手に似ていることから「かへるで」が訛ったもので、後に「カエデ」と呼ばれるようになったそうです。

昔から縁起の良い生物と言われる「蛙(かえる)がカエデの名前の由来」なのですが、苦手な方もいらっしゃるので「楓さん」には何も言わずにおきました。
今後の協会への影響もあるかも知れませんので...。

(本日の担当:k)

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