2021.09.08元号の意味?

1868年の今日(9/8)に、元号が「慶応」から「明治」と改元されました。

「明治」の由来は、中国儒教の経典『易経』の「聖人南面而聴天下、嚮明而治」という言葉から…。
「聖人が北極星のように顔を南を向けてとどまることを知れば、天下は明るい方向に向かって治まる」という意味で、「夜明け前」を暗示します。

一方、皆さんも覚えていらっしゃると思いますが、「令和」の意味。
由来は、『万葉集』の「于時初春令月 氣淑風和 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後香」の歌から…。
「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味だそうです。

明治と令和の意味を掛け合わせると、現代へのメッセージのような気がします。
確かにまだ明るい時代ではないかも知れませんが、「途上国へのワクチン提供」や「多様性の需要」などを見ると、人々が心を寄せ合い明るい方向へと少しづつ歩み始めているのではないでしょうか。

ちなみに、最近(?)ですと「大正」の意味だけ、ちょっと異なります。
「政(まつりごと)を執り行なう人が、民の意見・言葉を喜んで聞き入れるならば、政は正しく行なわれる」

協会はM専務理事という政(まつりごと)を執り行なう人が、協会職員(民の声(?))をとても聞いて下さります。
ただ最近は、「民の元にいる時間が多く、民の業務の妨げになっているのでは…?」と気にされているようです。
豪放磊落な方なのですが、そのような面をお持ちである事も人気の秘訣のようです。

(本日の担当:k)

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