エンジニアリングシンポジウム2018

開催日 平成30年10月26日(金)
会場 日本都市センター会館
主催 一般財団法人エンジニアリング協会
後援 経済産業省
協賛 独立行政法人国際協力機構/ 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構/ 独立行政法人日本貿易振興機構/ 株式会社国際協力銀行/ 株式会社日本貿易保険/ 国立研究開発法人産業技術総合研究所/ 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構/ 国立大学法人名古屋工業大学産学官金連携機構/ 公立大学法人産業技術大学院大学/ 一般財団法人日本エネルギー経済研究所/ 一般財団法人海外投融資情報財団/ 一般財団法人企業活力研究所/ 特定非営利活動法人日本プロジェクトマネジメント協会(順不同)

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募集要項

【参加費(シンポジウム&交流会 消費税込み)  9,720円 】
お申し込み受付後請求書を郵送しますので、指定口座にお振込みください。
お振込みいただいた参加費はご返金できませんので、予めご了承ください。

【お申し込み方法】
※ 募集は締め切りました。

【お申し込み〆切】
2018年10月23日(水) 17:00
締切後のお申し込みは、事務局までご連絡ください。
シンポジウム事務局TEL:03-5405-7201

プログラム選択

平成30年10月26日
A会場 3FコスモスⅠ B会場 3FコスモスⅡ C会場 5Fオリオン
A:エネルギー・環境 B:技術・イノベーション C:ひと創り
09:30

2050年に向けたエネルギーシステムの脱炭素化と分散化

藤井 康正
東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻 教授

将来のエネルギーシステムにおける脱炭素化と分散化(脱集権化)を実現するために、従来から様々なアイデア(再エネ、原子力、水素、CO2回収、マイクログリッドなど)が提案されていますが、それらに関する少なからずの課題なども認識され始めています。本講演では、エネルギーモデルによるシミュレーションの結果を踏まえて、最近注目を集めつつある新アイデア(余剰電力の熱利用、大気中CO2直接回収、電力のデジタル化など)を紹介し、2050年に向けたエネルギーシステム構築の展望を示したい。

藤井 康正

東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻 教授


 

 

 

【学歴】 
1988年 東京大学 工学部 卒業
1993年 東京大学大学院 工学系研究科博士課程 修了 工学博士

【主な職歴・役職】              
1993年 横浜国立大学工学部電子情報工学科・助手
1995年 横浜国立大学工学部電子情報工学科・講師
1997年 横浜国立大学工学部電子情報工学科・助教授
1999年 東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻・助教授
2005年 東京大学大学院新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻・助教授
2008年 東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻・教授

【団体等での活動】
IPCC Lead Author for IPCC Special Report on CCS(2003年)
日独エネルギー評議会評議員(日本エネルギー経済研究所)(2016年)
エネルギー・資源学会編集実行委員会副委員長(2016年)

【主要著書】
「岩波講座「現代工学の基礎」エネルギー論」(分担)(岩波書店発行/2001年)
「エネルギーと環境の技術開発」(分担)(コロナ社発行/2005年)
「温室効果ガス貯留・固定と社会システム」(分担)(コロナ社発行/2009年)
「エネルギー環境経済システム」(コロナ社発行/2018年)

THE AGE OF SUPER SENSING ~拡張する感覚と産業技術の未来

中川 聰
一般社団法人スーパーセンシングフォーラム 代表理事

私たちの感覚や思考は私たちが考える以上に、広大で深遠な可能性を秘めています。
人間が有する五感を拡張し、期待以上の性能や感性をもたらす新産業技術の開発研究を目指してセンサーからAIプロセス、アクチュエイターまで先端の技術をより人格に近い存在としてデザインし、実現する事が求められています。それらの実践的アプローチとして掲げるスーパーセンシングの思考と技術への展望と可能性について様々な研究事例を紹介しながら解説します。

中川 聰

一般社団法人スーパーセンシングフォーラム 代表理事


 

 

 

【学歴】 
1975年 千葉大学 教育学部 卒業
1987年 千葉大学大学院 教育学研究科美術教育専攻課程 修了

【主な職歴・役職】              
1987年 中川環境デザイン研究所 代表
2000年 トライポッド・デザイン株式会社 代表取締役 / Tripod Design New York, Inc. CEO
2000年 東京大学大学院 工学系研究科機械工学専攻 特任教授
2016年 株式会社センシングネット CTO / sensingnet Inc. CEO (New York)

【団体等での活動】
ユニバーサルデザインフォーラム 代表発起人・理事長(1999年)
一般社団法人スーパーセンシングフォーラム 代表理事(2017年)

【主要著書】
「ユニバーサルデザインの教科書」(日経BP社発行/2002年)
「ユニバーサルデザイン実践マニュアル」(日経BP社発行/2005年)
「グラフィックデザイナーのためのユニバーサルデザイン実践テクニック51」(ワークスコーポレーション発行/2011年)
「AGE OF SUPER SENSING センシングデザインの未来」(日経BP社発行/2017年)

チームづくりにおけるコミュニケーションの重要性

橘田 恵
履正社スポーツ専門学校北大阪校・履正社高等学校 女子硬式野球部 監督(侍ジャパン女子代表 監督)

2018年8月WBSC女子野球ワールドカップに日本は大会6連覇をかけ出場。侍ジャパン女子代表として選ばれた20名は、女子プロ野球、社会人、大学、高校と異なる4つのカテゴリー所属の選手で構成されます。書類選考、トライアウト、合宿を経て選手を選考。その後、5日間の強化合宿を経て決戦の地アメリカへ向かいました。短期でのチームづくり、世界での戦い方、コミュニケーション。様々な点において日本がリーダーシップをとり、女子野球は日本が世界を牽引するという強い決意の下、選手・指導者・スタッフ、一人ひとりがそれぞれの自覚を持ち、やりがいと責任を感じながら『結束』していくには…。

橘田 恵

履正社スポーツ専門学校北大阪校
履正社高等学校 女子硬式野球部 監督/侍ジャパン女子代表 監督


 

 

 

【学歴】 
2005年 仙台大学 体育学部 卒業
2011年 鹿屋体育大学大学院 体育学研究課程修了 体育学修士

【主な職歴・役職】              
2006年  花咲徳栄高等学校 女子硬式野球部コーチ(保健体育教員)
2008年  南九州短期大学 女子硬式野球部コーチ
2010年  南九州短期大学 女子硬式野球部監督
2012年~ 履正社医療スポーツ専門学校 野球コース女子 監督
     (2017年より履正社スポーツ専門学校北大阪校 野球コース女子 監督)現職
2014年~ 履正社高等学校 女子硬式野球部 監督(保健体育教員)現職

【団体等での活動】
IBAF国際野球連盟 アスリート委員(2011年~2015年)
全日本女子野球連盟 理事(2015年~)
侍ジャパン女子代表 監督(2017年~)

【その他特記事項】
2013年 第9回全日本女子硬式野球選手権大会 優勝(履正社RECTOVENUS)
2017年 第18回全国高等学校女子硬式野球選抜大会 優勝(履正社高等学校)
2017年 第1回BFA女子野球アジア大会 優勝(日本:侍ジャパン女子代表)

11:10

北極:資源と環境のエンジニアリング

中澤 直樹
システム工学研究所株式会社 取締役社長

1960年代に北極圏で化石資源の埋蔵が確認されて以来、極寒地域における資源開発のための氷工学や凍土工学の研究が進みました。初期は氷や凍土の物理的・力学的性質の研究が主でしたが、80年代には構造物に対する氷力や凍上の問題、耐寒材料などに関する基礎的研究が進みました。これらの研究成果が現在の氷海構造物、パイプライン、砕氷船などの構造物の建設・建造につながっています。一方、気象変動の影響による海氷や凍土の減少は、北極域での資源開発や新航路開拓を可能にした反面、地球規模の環境問題を提起しています。北極の資源開発と環境問題をエンジニアリング(工学)研究の視点から考えます。

中澤 直樹

システム工学研究所株式会社 取締役社長


 

 

 

【学歴】 
1979年 北海道大学 工学部 卒業
1989年 アラスカ州立大学大学院 極地工学課程修了
1991年 工学博士

【主な職歴・役職】              
1979年~1997年  パシフィックコンサルタンツ株式会社
1997年~現在    システム工学研究所株式会社 取締役社長
2014年~現在    東京大学大学院新領域創成科学研究科 特任研究員

【団体等での活動】
北海道大学工学部寒地工学講座 客員講師(2003年~)
石油・天然ガス氷海構造物国際標準ISO19906 作成委員(2004年~)
米国土木学会日本支部 セクレタリー(2011年~)

道路・橋梁インフラ事業の海外展開ー長大吊橋建設プロジェクトで得られた経験を踏まえてー

川上 剛司
株式会社IHIインフラシステム 代表取締役社長/株式会社IHI 執行役員

2016年、IHIインフラシステム(以下、IIS)は、トルコ共和国のオスマン・ガーズィー橋のEPCプロジェクトを1社単独で施工し、42ケ月という短工期で開通させました。本橋は世界第4位の吊橋です。日本では2000年を境に主だった大型橋梁建設プロジェクトが激減しました。長大橋建設技術を継承し事業を継続していくためには海外市場への参画が不可欠です。IISは、現地に基盤のあるパートナーとの協業を深め、世界の道路・橋梁インフラ市場における競争力強化を図っています。ここでは、プロジェクト遂行で得られた経験と昨今の海外インフラ戦略について紹介します。

川上 剛司

株式会社IHIインフラシステム 代表取締役社長/
株式会社IHI 執行役員


 

 

 

【学歴】 
1987年 徳島大学 工学部 卒業
1989年 徳島大学大学院 工学研究科 修士課程修了

【主な職歴・役職】              
1989年 石川島播磨重工業株式会社 入社
2006年 株式会社IHI 物流・鉄構事業本部 橋梁事業部 海外プロジェクト部
     プロジェクトG 部長
2007年 株式会社IHI 物流・鉄構事業本部 生産センター 愛知工場 製造部 部長
2009年 株式会社IHIインフラシステム 技術本部 プロジェクト部 部長
2012年 株式会社IHIインフラシステム 取締役 海外プロジェクト室
     IZMITプロジェクト部 部長(IZMIT湾横断橋 プロジェクトマネージャー)
2017年 株式会社IHIインフラシステム 代表取締役社長
2018年 株式会社IHI 執行役員 社会基盤・海洋事業領域 副事業領域長
     株式会社IHIインフラシステム 代表取締役社長

【団体等での活動】
一般社団法人日本橋梁建設協会 理事 海外事業委員会委員長(2017年)

すごい会議の技術 ~使う言葉が会社の未来を変える~

尾崎 理恵
株式会社スリーマインド 代表取締役

会議は経営、マネジメントそのものであり、会社の文化やDNAが現れています。私は、今まで様々な企業の経営会議に入らせていただき、この重要な経営の場、つまり会議の場、で使われる言葉、コンテキスト、グランドルールを変えることで、経営に違いが起こるのを目の当たりにしてきました。どのようにすれば会議が情報共有やコメントの交換の場ではなく、メンバーからの積極的なアイデアや提案がどんどん出てくる場になるのか。どのようにすればハイスピードで問題解決がなされ意思決定ができるのか。圧倒的に熱量高く効果的な会議を、社内外で実施するための技術をお伝えします。

尾崎 理恵

株式会社スリーマインド 代表取締役


 

 

 

【学歴】 
1997年 慶應義塾大学 法学部政治学科 卒業

【主な職歴・役職】              
1997年  株式会社リクルート入社 人材総合サービス事業部港営業部に営業として勤務
2004年  尾崎事務所株式会社創業
2009年  株式会社スリーマインド代表取締役就任

【その他特記事項】
岡山県倉敷市出身。双子座、O型、ENFP。
慶應義塾大学法学部卒業後、㈱リクルート・人材総合事業部勤務を経て、アパレルビジネスで創業。 どんな事業も成功のキーは、ビジネスモデルと人材、特に経営者だと確信し、現在の事業に至る。
一定期間で明確な成果を出したい経営チームやプロジェクトチームを対象に、経営会議をサポートするのが専門。 「メンバーのユニークバリューと才能が発揮され、本人とチームが成功する仕組み」にフォーカスしている。
ジャズ、トライアスロン、能のなどにもエネルギーを注ぎ、「型にはまらない行動」をキャッチフレーズに、日々挑戦している。

午後の部<開場:13:30> 3Fコスモスホール
13:50 【協会挨拶】理事長 大下 元(JFEエンジニアリング株式会社 代表取締役社長)
14:00

招待講演:脱炭素・エネルギー革命時代におけるJERAの取り組み

垣見 祐二
株式会社JERA 代表取締役社長

エネルギーの世界は今、大きな変革の時代を迎えています。脱炭素化に向け、再エネは拡大し、石炭・LNG等の火力発電は縮小するとの見方もあります。火力発電は将来生き残れるのでしょうか。一方で資源分野に目を向ければ、米国のシェール革命はエネルギーの世界を大きく変えつつあります。今後世界のLNGビジネスはどう変化するのでしょうか。また、大きく変化するエネルギービジネスの中で、火力発電のエンジニアリングの現場には、大きな可能性があります。火力発電の現場での改善やIoTへの対応を含め、JERAの取り組みを皆様にご紹介いたします。

垣見 祐二

株式会社JERA 代表取締役社長


 

 

 

【学歴】 
1977年 和歌山大学 経済学部 卒業

【主な職歴・役職】              
1977年 中部電力株式会社入社
1997年 同社 資材部 国際調達グループ課長
2003年    関連事業推進本部 新規事業部長
2005年    執行役員 関連事業推進本部 新規事業部長
2006年    執行役員 エネルギー事業部長
2008年    執行役員 燃料部長
2012年    取締役専務執行役員 燃料部・国際事業部 統括
2015年 株式会社JERA 代表取締役社長就任

15:50

特別講演:夢があるから強くなる

川淵 三郎
公益財団法人日本サッカー協会 相談役(キャプテン)

Jリーグを立ち上げ、日本サッカー協会会長として日本サッカーの強化とスポーツの振興に取り組んで来た経験を活かし、日本バスケットボール界の改革を主導。制裁解除から新リーグ・B.LEAGUE創設までの経緯について。これまでの改革を通じて、スポーツ界の組織の在り方や物事の考え方についてお話いたします。また、日本トップリーグ連携機構会長として、日本のボールゲーム9競技・12のトップリーグと協会の改革について、更には2年後に控えた2020東京オリンピック・パラリンピックをどう成功させるのか、「ポスト2020」をどう考えていくべきなのか、その展望も語ります。

川淵 三郎

公益財団法人日本サッカー協会 相談役(キャプテン)


 

 

 

【学歴】
1961年 早稲田大学 商学部 卒業

【主な職歴・役職】 
1961年 古河電工入社
1988年 (財)日本サッカー協会 理事
1991年 (財)日本サッカー協会 プロリーグ設立準備室長
     古河電工退社、(社)日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)チェアマン就任
2000年 (財)2002年FIFAワールドカップ日本組織委員会 副会長
2002年 (財)日本サッカー協会 キャプテン(会長)
2012年 (公財)日本サッカー協会 キャプテン(最高顧問)
2013年 公立大学法人 首都大学東京 理事長(~2017年)
2015年 (一社)ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)
    チェアマン(~2015年)
     (公財)日本バスケットボール協会 会長(~2016年)
     (一社)日本トップリーグ連携機構 代表理事会長
2016年  (公財)日本バスケットボール協会 エグゼクティブアドバイザー
2018年  (公財)日本サッカー協会 キャプテン(相談役)

【主なサッカー歴】
日本代表選手に選抜(1958年)、ローマオリンピック予選出場(1959年)、
チリW杯アジア予選出場(1960年)、 アジア大会(ジャカルタ)出場(1962年)、
東京オリンピック出場(1964年)
古河電工サッカー部監督(1972年~1975年)
ロスオリンピック強化部長(1980年~1984年)(日本代表チーム監督5ヶ月)

講演終了後に参加者相互の交流と懇親の場を設けております。
お飲み物・軽食等もご用意しておりますので、参加者による情報や意見交換、ネットワークづくりなどにご活用いただければ幸いです。
*講演者・講演テーマは都合により変更する場合がありますので予めご了承ください。
*また、午後の部の講演は、サテライト会場での聴講になる場合があります。

【各種認定ポイントの発給について】
終日参加の場合、発給ポイントは以下のとおりです。
CPU:5.5ポイント
PDU:5.5PDUs
シンポジウム当日、3階総合受付にて証明書を発行します。

【会場のご案内】

総合受付は3階になります。当日、講演資料集をお渡し致します。

日本都市センター会館
住所 〒102-0093 東京都千代田区平河町2-4-1
Tel 03-3265-8211
交通アクセス
地下鉄 有楽町線 麹町駅半蔵門方面1番出口より徒歩4分
有楽町線
永田町駅 9b番出口より徒歩3分
     5番出口より徒歩4分
半蔵門線
南北線
銀座伊線 赤坂見附駅 7番出口より徒歩8分
丸ノ内線
J R 中央線 四ッ谷駅 麹町出口より徒歩17分
都バス 平河町2丁目「都市センター前」下車
(新橋駅~市ケ谷駅~小滝橋車庫前)
首都高速 霞が関出口より 5分

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