2021.12.16「もしもし」

今日(12月16日)は電話創業の日。
1890年、東京市内と横浜市内の間で日本初の電話事業が開始し、千代田区に設置された電話交換局が営業を開始した日です。
アレクサンダー・グラハム・ベルが、1876年に電話機を発明すると、翌1877年には工部省が電話機を早速輸入して実験を行い、電話機の国産化に着手していたようで、明治初期動乱期においてもその素早い動きに感心致します。

ところで、
電話をする際、最初に「もしもし」と言いますが、なぜなのでしょうか?
気になったので調べると...。
当時は、一般電話においても「電話交換手」が仲介したのはご存知と思いますが、
交換手が電話の相手との取次ぎの際、失礼のないように、「これから話します(申し上げます)」という意味で「申し申し」という言葉を使うのが始まりだとか...。
さらに「申し申し(もしもし)」と二回繰り返すのは、当時の電話は雑音も多くなかなか聞き取れなかったことから、相手が聞き取りやすいように二回繰り返したとされたとの事だそうです。

最近は電話以外のあらゆる通信手段が普及しています。
「もしもし」という言葉も電話以外では使う事はなくなりました。

協会内の通信は、文書として残すためさらに詳細内容を伝えるために、数mの距離にいる相手にもメールを主たる通信手段とする事もあるのですが、M専務理事は直接話をする事を好まれます。
多くの職員の前で口頭通達しますので、職員に取ってみると透明性があり安心感があります。
これは上司となった場合には、参考にすべき姿勢と思いますね。
(M専務理事の名誉のために申し上げますと、文書作成能力・スピードも協会トップなので、メールを書くのが苦手としているわけではありません)。

(本日の担当:k)

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